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EDIT_DISTANCE (Transact-SQL) プレビュー

適用対象: SQL Server 2025 (17.x) Azure SQL DatabaseAzure SQL Managed InstanceSQL データベース

Note

この記事で紹介しているテクノロジはプレビュー機能であり、「Microsoft Azure プレビューの追加利用規約」に従うことを条件として提供されます。

1 つの文字列を別の文字列に変換するために必要な挿入、削除、置換、および転置の数を計算します。

Note

  • EDIT_DISTANCE はプレビュー段階です。
  • EDIT_DISTANCE 現在、転置はサポートされていません。
  • SQL Server 2025(17.x)で導入された EDIT_DISTANCE のSQL Serverサポート。
  • EDIT_DISTANCE は、SQL Server 2025 または Always-up-to-date更新ポリシーを使用して、Azure SQL Managed Instance で使用できます。

Syntax

EDIT_DISTANCE (
    character_expression
    , character_expression [ , maximum_distance ]
)

Arguments

character_expression

文字データの英数字式。 character_expression には定数、変数、または列を指定できます。 キャラクター表現は varchar(max)nvarchar(max)のタイプにはなりません。

maximum_distance

計算する必要がある最大距離。 maximum_distance は整数です。 0 以上の場合、関数は実際の距離値またはmaxiumum_distance値より大きい距離値 返します。 実際の距離が maximum_distanceより大きい場合、関数は maximum_distanceより大きい値を返すことがあります。 パラメータが指定されていないか、 maximum_distance が負の場合、関数は必要な変換回数を返します。 値が NULL の場合、関数は NULL を返します。

戻り値

int

Remarks

この関数は、Damerau-Levenshtein アルゴリズムを実装します。 入力のいずれかが NULL 場合、関数は NULL 値を返します。 それ以外の場合、関数は 0 から変換の数または maximum_distance 値までの整数値を返します。

例示

次の例では、2 つの単語を比較し、 EDIT_DISTANCE() 値を Distance という名前の列として返します。

SELECT 'Colour' AS WordUK,
       'Color' AS WordUS,
       EDIT_DISTANCE('Colour', 'Color') AS Distance;

Returns:

WordUK WordUS Distance
------ ------ -----------
Colour Color  1

その他の例については、「EDIT_DISTANCE()の例」を参照してください。