レポートでパーソナル設定された視覚化を有効にする
大規模な組織では、全員のニーズを満たす 1 つのレポートを設計することは困難な場合があるため、1 つの解決策としてパーソナル設定された視覚化を使用する方法があります。 これにより、個々のコンシューマーは、データを自分で最もよく理解するために、設計上の小規模な変更を行うことができます。
ヒント
これは、より高度なレポート コンシューマー向けの強力な機能です。 パーソナル設定された視覚化の Power BI コンシューマー ドキュメントを共有して、ユーザーを支援します。
コンシューマーが変更できる内容
レポート コンシューマーは、次の項目を変更できます。
- 視覚化の種類
- メジャーまたはディメンションをスワップする
- 凡例を追加または削除する
- 複数のメジャーを比較する
- 集計を変更する
コンシューマーは個人用ブックマークを作成して、レポートをパーソナル設定した後に変更内容を保存したり、さらに他のユーザーと変更を共有したりできます。 何より、いつでも既定値にリセットして、レポート ビューを復元できます。
パーソナル設定された視覚化を有効にする
Power BI Desktop または Power BI サービスで、パーソナル設定された視覚化を有効にできます。
- Power BI Desktop で、[ファイル] > [オプションと設定] > [オプション] > [現在のファイル] > [レポートの設定] の順に移動します。 [Personalize visuals](視覚エフェクトのカスタマイズ) が有効になっていることを確認します。
- Power BI サービスで、特定のレポートの [設定] に移動し、[ビジュアルのカスタマイズ] をオンにして、[保存] を選択します。
既定では、パーソナル設定された視覚化を有効にすると、レポート内のすべての視覚化に対して有効になります。 各視覚化を変更して、パーソナル設定を許可または禁止できます。 レポートごとにこの設定を有効にする必要があります。
ヒント
Power BI テンプレート (.PBIT) ファイルを使ってパーソナル設定された視覚化を有効にし、カスタム テーマの上に追加して、今後のレポート作成を高速化します。
詳細と制限事項については、Power BI に関するドキュメントを参照してください。