Microsoft Learn は、Microsoft 製品などのドキュメント、トレーニング、ビデオ、フォーラム、認定資格を提供する無料のスキル プラットフォームです。 Microsoft の目標は、お客様の役割や目的に特化したガイド付きの楽しく実践的な対話型コンテンツを使用して、お客様が Microsoft のテクノロジを上達させ、さらに多くのスキルを習得できるようにすることです。
お客様の組織のユーザーは直接サイトにアクセスすることができ、希望されない場合はアカウントを作成する必要はありません。Microsoft は、お客様の組織内で Microsoft Learn をより効果的に使えるようにするための、複数のサービスを提供しています。 ユーザーがアカウントを作成してサインインすれば (無料)、そのユーザーは完了した内容を追跡したり、成績を共有したりすることができます。また組織はこれらの 1 つ以上の機能を利用して、より深い統合シナリオを自分の環境で実現することができます。
利用可能なサービス
Learn Catalog API: お客様は Web ベースのクエリを Microsoft Learn に送信し、タイトル、対象製品、レベル、トレーニングへのリンク、その他のメタデータなど、Microsoft が公開しているすべての Learn コンテンツに関する詳細情報を取得することができます。 これらの情報を取得したら、お客様はそれをご自分のサイトや学習管理システム (LMS) エクスペリエンスで表示することができるため、お客様のユーザーはタスクを行う際にジャストインタイムでアクセスしたり、他のトレーニング コンテンツと並べて表示したりすることができます。
Learn 組織のレポート: お客様の組織内の個人の Microsoft Learn コンテンツ (モジュールやラーニング パス) の進捗状況や完了情報を取得し、レポートを作成することができます。
Learn ILT Scheduler: 資格のあるラーニング オプション パートナーは、講師による指導付きトレーニング スケジュールを Microsoft Learn Web サイトのコースに統合できます。これにより、ユーザーは別のサイトに移動することなく、ラーニング パートナーのトレーニング オファリングをシームレスに検出できます。
#1 - お客様のユーザーの Microsoft Learn トレーニングと認定の進捗と修了についてのレポートを作成する。 (レポートのみ)
お客様の組織のユーザーの Microsoft Learn トレーニングの進捗や完了についてのみレポート作成する必要がある場合は、Microsoft Learn 組織のレポート サービスをご利用ください。 組織のレポート サービスには、Azure Data Share を使って Microsoft Learn からご自分の組織へのパイプラインを構成する 1 回限りの設定が含まれています。その後、お客様はご自分の環境でユーザーの進捗や修了に関するデータを 1 日 1 回定期的に受け取り、希望する方法でそのレポートを作成することができます。
SQL データベースに直接クエリして必要なデータを取得する組織もあれば、Power BI や Tableau、LMS などの他のレポート システムに取り込んで、他のトレーニング情報と一緒に表示できるようにしたり、標準の Power BI テンプレートを使って簡単なレポート作成ソリューションを実現したりしている組織もあります。 最も簡単な方法は、それを SQL データベースに格納し、Microsoft の Power BI レポート テンプレートを使用することです。 Power BI のレポート テンプレートを開き、SQL サーバーと DB 名を入力するだけで、自動的にデータがレポート上に入力されます。 すべてが事前にモデル化され構築されているため、一般的な学習管理システム (LMS) と同じ標準的なレポートを提供できます。またその後、お客様の側で何かを更新する必要はありません。
Microsoft Learn のトレーニングや認定に関するカタログを組織独自のサイトやシステムに取り込み、次にユーザーがどのような Microsoft Learn のコンテンツを完了したかをレポートするというのは、組織にとって最も一般的なシナリオですが、そのバリエーションも最も多いものとなっています。 概要レベルでは、これは組織が Microsoft Learn カタログを自分のシステムに取り込む場所です。これにより、ユーザーにトレーニングを示し、ユーザーが何を試み、何を完了したかについてのレポートを作成することができます。