iSCSI テクノロジ コンポーネントでのSQL Serverのサポート
この記事では、iSCSI テクノロジ コンポーネントでのSQL Serverのサポートについて説明します。
元の製品バージョン: SQL Server 2014、SQL Server 2012、SQL Server 2008、SQL Server 2005
元の KB 番号: 833770
概要
Microsoft では、Windows ロゴ プログラムの設計に関する認定を受けたインターネット小型コンピューター システム インターフェイス (iSCSI) テクノロジ コンポーネントに展開する場合、Microsoft SQL Serverをサポートしています。 iSCSI を使用するSQL Serverインストールでは、一般的なネットワーク通信に必要なネットワーク アダプターに加えて、これらの iSCSI ハードウェア デバイスが必要になります。
詳細
iSCSI は、TCP/IP ネットワーク経由でブロック指向ストレージ データをマッピングするための SCSI トランスポート プロトコルです。 iSCSI 環境にSQL Serverを展開する場合は、適切な注意を払うことをお勧めします。 ネットワークの関与により、通常は高速 I/O パスと見なされないコンポーネントが導入される場合があります。
Microsoft オペレーティング システムでは、iSCSI デバイスが通常のドライブとして表示されます。 SQL Serverを含むユーザーとアプリケーションには、リモート宛先がカプセル化されます。 スループットを最大化するには、SQL Serverを実行しているコンピューターがキャッシュ アクティビティを最大化するように構成されていることを確認し、iSCSI トラフィックに関連する待機時間を最小限に抑えるように注意してください。
SQL Serverでは、「SQL Server I/O 信頼性プログラム要件」に記載されている「安定したメディアへの確実な配信」をサポートするシステムが必要です。 SQL Server データベース エンジンの入力要件と出力要件の詳細については、「Microsoft SQL Server データベース エンジン入力/出力要件」を参照してください。