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デバッガー コンテキスト

Visual Studio デバッグでは、デバッグ エンジン (DE) は、次のような複数の異なるコンテキスト内で同時に動作します。

  • プログラムの実行ストリーム内の現在の場所を記述するコード コンテキスト。

  • ソース ドキュメント内の現在の位置を表すドキュメント コンテキストまたは位置。

  • 式の評価コンテキスト。式の評価が行われるコンテキストを記述します。

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コード コンテキスト では、今日のランタイム アーキテクチャにおけるプログラムの命令ストリーム内のアドレスとしてのコード コンテキストと非伝統的な言語について説明します。この言語では、コードが命令で表されない場合がありますが、その他の手段もあります。

ドキュメントの位置 は、IDE に知られているソース ファイル内の位置を抽象化することによって、Visual Studio デバッグでのドキュメントの位置を定義します。

ドキュメント コンテキスト では、ソース ファイルに関連して Visual Studio デバッグで表されるドキュメント コンテキストについて説明します。 また、シンボル ハンドラーがコード コンテキストをドキュメント コンテキストにマップする方法についても説明します。

式評価コンテキスト は、Visual Studio の式評価コンテキストに関する情報を提供します。 たとえば、スタック フレームに関連付けられた式評価コンテキストは、ローカル変数、メソッド パラメーター、およびクラス メンバーを評価するためのコンテキストを提供します。

デバッグの概念では、 デバッグアーキテクチャの主要な概念について説明します。

デバッグ コンポーネント は、デバッグ エンジン (DE)、式エバリュエーター (EE)、シンボル ハンドラー (SH) を含む Visual Studio デバッグ コンポーネントの概要を提供します。

デバッグ タスク には、プログラムの起動や式の評価など、さまざまなデバッグ タスクへのリンクが含まれています。