次の方法で共有


ウィザード

ウィザードを作成した後は、通常、他のユーザーが使用できるように、Visual Studio 統合開発環境 (IDE) に追加します。 追加したウィザードは、[新しいプロジェクトの追加] または [新しい項目の追加] ダイアログ ボックスに表示されます。 [新しいプロジェクトの追加] または [新しい項目の追加] ダイアログ ボックスを表示するには、ソリューション エクスプローラーで開いているソリューションを右クリックし、[追加] をポイントして、[新しいプロジェクト] または [新しい項目] をクリックします。

ユーザーが [新しいプロジェクトの追加] ダイアログ ボックスまたは [新しい項目の追加] ダイアログ ボックスを開いたとき、あるいはソリューション エクスプローラー内の項目を右クリックしたときに、使用可能な値のツリー ビューから選択できるよう、ウィザードを Visual Studio で実装することができます。

ウィザードでは、新しいプロジェクトまたは項目の名前をローカライズするオプションを提供し、ユーザーがウィザードを選択したときに表示されるアイコンを決定できます。 使用可能な他の項目と相対的に新しい項目を表示する順序を制御することもできます。項目をアルファベット順に整理する必要はありません。

ウィザードが開かれたときに渡されるカスタム パラメーターに基づいて、異なる方法で起動するウィザードを提供することもできます。

このセクションの各トピックでは、Visual Studio の [新しいプロジェクトの追加] ダイアログ ボックスと [新しい項目の追加] ダイアログ ボックスで自身のウィザードが使用可能なウィザードの中に列挙されるようにするために実装するファイル、およびウィザードが IDE で正しく動作するために満たす必要がある要件について説明します。

このセクションの内容

テンプレート ディレクトリの説明ファイルの概要と、それらがどのように IDE で機能して、プロジェクトに関連付けられているフォルダー、ウィザード .vsz ファイル、およびテンプレート ファイルをダイアログ ボックスに表示するかについて説明します。

IDE によってウィザードがどのように起動され、.vsz ファイルの 3 つのパートが列挙されるかを説明します。

IDE で動作するためにウィザードで実装する必要がある IDTWizard インターフェイスについて説明します。

ウィザードの実装方法と、IDE がコンテキスト パラメーターを実装に渡すときに発生する動作について説明します。

ウィザードが起動された後、カスタム パラメーターを使用してウィザードの操作を制御する方法について説明します。

新しいプロジェクトの種類を設計する方法に関する情報を提供するその他のトピックへのリンクを示します。

Visual Studio プロジェクトおよびソリューションを使ってコード ファイルとリソース ファイルを編成する方法と、ソース管理を実装する方法について説明します。