D3DDDI_CREATEHWQUEUEFLAGS 構造体 (d3dukmdt.h)

D3DDDI_CREATEHWQUEUEFLAGS構造体は、ハードウェア キューの作成時に使用するフラグを指定します。

構文

typedef struct _D3DDDI_CREATEHWQUEUEFLAGS {
  union {
    struct {
      UINT DisableGpuTimeout : 1;
      UINT NoBroadcastSignal : 1;
      UINT NoBroadcastWait : 1;
      UINT NoKmdAccess : 1;
      UINT UserModeSubmission : 1;
      UINT Reserved : 27;
    };
    UINT Value;
  };
} D3DDDI_CREATEHWQUEUEFLAGS;

メンバー

DisableGpuTimeout

を設定すると、作成されるハードウェア キューが、GPU で完了するまでに 2 秒を超える DMA バッファーを送信することが予想されることを OS に示します。そのため、GPU タイムアウトを無効にする必要があります。

NoBroadcastSignal

を設定すると、作成されるハードウェア キューにアプリケーションの監視可能な動作がないことを OS に示し、D3D12 コマンド キュー フェンスブロードキャストシグナル操作には参加しないようにします。 このフラグは、バージョン 2004 Windows 10で導入されました。

NoBroadcastWait

を設定すると、作成されるハードウェア キューにアプリケーションの監視可能な動作がないことを OS に示します。また、D3D12 コマンド キュー フェンス待機操作で背後でブロックしないようにする必要があります。 このフラグは、バージョン 2004 Windows 10で導入されました。

NoKmdAccess

システムで使用するために予約されています。

UserModeSubmission

を設定すると、作成されるハードウェア キューでユーザー モード送信モデルが使用されることを OS に示します。 このフラグを使用して作成されたハードウェア キューでは、通常のカーネル モードの作業送信パスを使用できないため、キューでの作業の送信にドアベル メカニズムを使用する必要があります。

Reserved

システムで使用するために予約されています。

Value

この値は、構造体メンバーをまとめて操作するために使用できます。

要件

要件
Header d3dukmdt.h

こちらもご覧ください

D3DKMT_CREATEHWQUEUE

PFND3DKMT_CREATEHWQUEUE