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Windows 用デバッグ ツール

Windows 用デバッグ ツールには、WinDbg などのデバッガーのほかに、デバッグに役立つツール セットが含まれます。 ツールの完全な一覧については、「Windows 用デバッグ ツールに含まれるツール」を参照してください。

Windows デバッガーのみをダウンロードしてインストールする手順については、「WinDbg Windows デバッガーをダウンロードしてインストールする」を参照してください。

Debugging Tools for Windows のインストール

Windows 用デバッグ ツールは、開発キットの一部として、またはスタンドアロン ツールセットとして入手できます。

  • WDK の一部として

    Debugging Tools for Windows は Windows Driver Kit (WDK) に含まれています。 WDK を入手するには、「Windows Driver Kit (WDK) のダウンロード」をご覧ください。

  • Windows SDK の一部として

    Debugging Tools for Windows は Windows ソフトウェア開発キット (SDK) に含まれています。 インストーラーまたは ISO イメージをダウンロードするには、Windows デベロッパー センターの「Windows SDK」を参照してください。

  • スタンドアロン ツールセットとして

    Windows SDK や WDK を使用せずに Windows 用デバッグ ツールのみ をインストールするには、Windows SDK のインストールを開始してから、インストールする機能の一覧で Windows 用デバッグ ツールのみを選択 (して他の機能の選択をすべて解除) します。 インストーラーまたは ISO イメージをダウンロードするには、Windows デベロッパー センターの「Windows SDK」を参照してください。

デバッグ環境

コンピューターに Visual Studio と WDK がインストールされている場合は、6 つのデバッグ環境を使用できます。 これらの環境について詳しくは、「デバッグ環境」を参照してください。

これらのデバッグ環境で提供されるユーザー インターフェイスはすべて、基になる同じデバッグ エンジンに対するものであり、このエンジンは Windows Symbolic Debugger Engine (Dbgeng.dll) で実装されます。 このデバッグ エンジンは "Windows デバッガー" とも呼ばれ、6 つのデバッグ環境の総称も "Windows デバッガー" です。

Note

Visual Studio は独自のデバッグ環境とデバッグ エンジンを備えており、それらはまとめて "Visual Studio デバッガー" と呼ばれます。 Visual Studio でのデバッグについては、「Visual Studio でのデバッグ」をご覧ください。 C# のようなマネージド コードをデバッグする場合は、通常、Visual Studio デバッガーを使用して始めるのが最も簡単な方法です。

Windows デバッガー

Windows デバッガーは x86 ベース、x64 ベース、Arm ベースのプロセッサで実行でき、これらの同じアーキテクチャで実行されるコードをデバッグできます。 デバッガーとデバッグ対象のコードは、同じコンピューター上で実行されることも、別々のコンピューターで実行されることもあります。 いずれの場合も、デバッガーが実行されるコンピューターは "ホスト コンピューター" と呼ばれ、デバッグ対象のコンピューターは "ターゲット コンピューター" と呼ばれます。 Windows デバッガーでは、ホストとターゲットの両方のコンピューターについて、次のバージョンの Windows がサポートされます。

コマンド ライン デバッガー

特殊な環境とコマンド ライン インターフェイスが好ましい環境で使用できるコマンド ライン デバッガーは 4 つあります。

KD と NTKD

KD と NTKD は、NTKD が起動時に新しいテキスト ウィンドウを生成するのに対し、KD は呼び出し元のコマンド プロンプト ウィンドウを継承するという点を除けば、あらゆる面において同じです。 詳細については、「KD と NTKD を使用したデバッグ」を参照してください。

CDB と NTSD

Microsoft コンソール デバッガー (CDB) と Microsoft NT シンボリック デバッガ― (NTSD) も使用できます。 詳細については、「CDB と NTSD を使用したデバッグ」を参照してください。

シンボルとシンボル ファイル

シンボル ファイルには、実行可能なバイナリの実行時に必要とされないさまざまなデータが格納されますが、シンボル ファイルはコードのデバッグ時には非常に便利です。 シンボル ファイルの作成と使用の詳細については、「Windows デバッグ用のシンボル」を参照してください。

ブルー スクリーンとクラッシュ ダンプ ファイル

Windows が動作を停止し、ブルース クリーンが表示されると、コンピューターはデータ損失を防ぐために突然シャットダウンし、バグ チェック コードを表示します。 詳細については、「Bug Checks (Blue Screens)」(バグ チェック (ブルー スクリーン)) を参照してください。 WinDbg やその他の Windows デバッガーを使用すれば、Windows のシャットダウン時に作成されるクラッシュ ダンプ ファイルを分析できます。 詳細については、「Crash dump analysis using the Windows debuggers (WinDbg) 」(Windows デバッガーを用いたクラッシュ ダンプ分析 (WinDbg)) を参照してください。

以前のバージョンの Windows 向けのデバッグ ツールが必要な場合

以前のバージョンの Windows 向けのデバッガー ツールをダウンロードするには、「Windows SDK とエミュレーターのアーカイブ」からデバッグするバージョン向けの Windows SDK をダウンロードする必要があります。 SDK のインストール ウィザードで、Windows 向けデバッグ ツールを選び、それ以外のすべてのコンポーネントの選択を解除します。

デバッガーについての詳細情報

WinDbg Windows デバッガーのダウンロードとインストールに関わる WinDbg の詳細について説明します。

Windows のデバッグの概要については、「Getting Started with Windows Debugging」(Windows のデバッグの概要) をご覧ください。

Debugging Tools for Windows に関するその他の情報については、「Debugging Resources」 (デバッグに関するリソース) を参照してください。

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