WMI スキーマの公開

WMI スキーマを発行するために、ドライバー ライターはまず、「WMI データおよびイベント ブロックの MOF 構文」で説明されているように、スキーマ内の各データ ブロックとイベント ブロックのクラス定義を含む、マネージド オブジェクト形式 (MOF) 言語のテキスト ファイルを作成します。

ドライバー ライターは、次のいずれかの方法でドライバーの WMI スキーマを発行できます。

  • MOF ファイルをコンパイルし、ドライバーのバイナリ イメージにリソースとして含めます。 詳細については、「ドライバーの MOF ファイルのコンパイル」を参照してください。

  • コンパイル済みの MOF ファイルを別のファイル (DLL など) にリソースとして含め、ドライバーのサービス キーの下に MOF を含むファイルへのパスを含むレジストリ値 MofImagePath を追加します。 この方法でパブリッシュされたスキーマは、ドライバーを再コンパイルすることなく更新できます。 詳細については、「MofImagePath レジストリ値の設定」を参照してください。

  • ドライバー内にバイナリ データを含め、WMI が要求したときに返します。 この方法で発行されたスキーマは、実行時に動的に変更できます。 詳細については、「 動的 MOF データの実装」を参照してください。