キットとツールの概要
これらのキットとツールは、デスクトップ エディション (Home、Pro、Enterprise、Education) の Windows 11 で開発と製造に使用できます。
ADK for Windows 11
OEM や ODM は、Windows ADK をダウンロードしてツールとドキュメントをインストールすることにより、Windows 11 のイメージをカスタマイズし、システムやコンポーネントの品質とパフォーマンスを評価して、Windows オペレーティング システムを新しいコンピューターに展開できます。 Windows ADK には、Windows 構成デザイナー、Windows Assessment Toolkit、Windows Performance Toolkit、いくつかの新規および強化された展開ツールが含まれており、Windows 10 の大規模展開を自動化するのに役立ちます。 詳細については、「キットとツールの新機能」を参照してください。
ADK ツールの詳細
以下のトピックでは、Windows 10 ADK に含まれるツールの使用方法を説明します。
- Windows 構成デザイナー
- Windows プレインストール環境 (WinPE)
- 展開イメージのサービスと管理 (DISM)
- Windows システム イメージ マネージャー (WSIM)
- Windows Assessment Toolkit
- Windows パフォーマンス ツールキット
- User State Migration Toolkit (USMT)
- ボリューム ライセンス認証管理ツール (VAMT)
- User Experience Virtualization (UE-V)
- Application Virtualization (App-V)
Microsoft Visual Studio
まず、最新バージョンの Visual Studio と Microsoft Visual Studio Tools をダウンロードします。 Microsoft Visual Studio、Visual Studio Tools for Windows 10、スタンドアロン Windows Software Development Kit (SDK) for Windows 11、Windows Driver Kit (WDK) 10 を一緒に使用すると、Windows 10 を実行するデバイス向けの効率的で高品質なドライバーを作成するための統合開発環境が得られます。
Windows Driver Kit
Windows Driver Kit (WDK) をインストールする
ユニバーサル Windows ドライバーのサンプルをダウンロードする
WDK 10 には、Windows 11 向けドライバーをビルド、テスト、デバッグ、展開するツールが含まれています。 WDK はモバイル デバイスおよびデスクトップ デバイスとユニバーサル Windows ドライバーに対するサポートを統合し、Visual Studio を使用して、信頼性のある展開と WinDbg を含むデバッグ プロビジョニングを備えた統合的なテスト体験を提供します。 統合環境内で、多くの基本的な認定テストを実行できます。 WDK 10 には、Windows Driver Frameworks (WDF)、ユニバーサル シリアル バス (USB)、印刷、ネットワーキング、ファイル システム フィルター処理を含む、いくつかのテクノロジとドライバー モデルのテンプレートが含まれています。 WDK 10 は、Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、Windows 10 ドライバー開発もサポートしています。
Windows 11 向けのドライバー開発の詳細については、「ユニバーサル Windows ドライバー開発の新機能」と「キットとツールの新機能」を参照してください。
Enterprise WDK (EWDK)
大規模な組織は、それぞれのコンピューターに SDK と WDK を個別にダウンロードしてインストールする代わりに、Enterprise WDK (EWDK) というキットを使用できます。 EWDK にはファイル ベースのコマンドライン ビルド環境があり、コンピューターに依存しないので、環境ファイル構造を作成した後にそれを配布して直接使用することができます。その際、たとえばバージョン コントロール ソフトウェアを介したり、コンテンツを zip 圧縮して他のコンピューターで展開したりできます。 EWDK には、Windows Driver Model (WDM)、WDF ドライバー、従来の Windows テスト アプリケーションをビルドするために必要な要素が含まれています。
Windows シンボル
シンボル ファイルを使用すると、コードのデバッグが容易になります。 Windows シンボルを取得する最も簡単な方法は、Microsoft シンボル サーバーを使用することです。 特定バージョンの Windows 向けのシンボル セット全体をダウンロードしたい場合は、シンボル パッケージをダウンロードします。
Windows Hardware Lab Kit (HLK)
Windows Hardware Lab Kit (HLK) は、ハードウェアが Windows とどの程度相互作用するかを判断するのに役立つ汎用テストと測定のキットです。 HLK は PC 向けのテスト インフラストラクチャを提供します。 HLK を Windows 10 と共に使用することに関する詳細は、「Windows Hardware Lab Kit ユーザー ガイド」を参照してください。
HLK 補助テスト コンテンツ
グラフィックスやマルチメディア テストなどのいくつかのテストでは、テスト用に追加のファイルが必要です。 このコンテンツは、「Windows HLK、HCK、Logo Kit のダウンロード」ページの「Windows HLK 補助メディア テスト コンテンツ」セクションにあります。
その他の新機能
「キットとツールの新機能」を参照してください。