次の方法で共有


3番目

ディレクトリを削除します。

rd コマンドは、さまざまなパラメーターを使用して Windows 回復コンソールから実行することもできます。 詳細については、「Windows Recovery Environment (WinRE)」を参照してください。

このコマンドは、rmdir コマンドと同じです。

構文

rd [<drive>:]<path> [/s [/q]]

パラメーター

パラメーター 説明
[<drive>:]<path> 削除するディレクトリの場所と名前を指定します。 パスの が必要です。 指定した パスの先頭に円記号 ()を含めると、パス はルート ディレクトリから開始されます (現在のディレクトリに関係なく)。
/s ディレクトリ ツリー (指定したディレクトリとそのすべてのサブディレクトリ (すべてのファイルを含む) を削除します。
/q 静音モードを指定します。 ディレクトリ ツリーを削除するときに確認を求めません。 /q パラメーターは、/s も指定されている場合にのみ機能します。

注意: サイレント モードで実行すると、ディレクトリ ツリー全体が確認なしで削除されます。 /q コマンド ライン オプションを使用する前に、重要なファイルが移動またはバックアップされていることを確認します。

/? コマンド プロンプトにヘルプを表示します。

注釈

  • 隠しファイルやシステム ファイルなど、ファイルを含むディレクトリを削除することはできません。 これを試みると、次のメッセージが表示されます。

    The directory is not empty

    dir /a コマンドを使用して、すべてのファイル (非表示ファイルとシステム ファイルを含む) を一覧表示します。 次に、attrib コマンドを -h と共に使用して、非表示のファイル属性を削除するか、-s を使用してシステム ファイル属性を削除するか、-h -s して、非表示ファイル属性とシステム ファイル属性の両方を削除します。 非表示属性とファイル属性が削除されたら、ファイルを削除できます。

  • rd コマンドを使用して現在のディレクトリを削除することはできません。 現在のディレクトリを削除しようとすると、次のエラー メッセージが表示されます。

    The process can't access the file because it is being used by another process.

    このエラー メッセージが表示された場合は、(現在のディレクトリのサブディレクトリではなく) 別のディレクトリに変更してから、もう一度やり直す必要があります。

例示

目的のディレクトリを安全に削除できるように親ディレクトリに変更するには、次のように入力します。

cd ..

テスト (およびそのすべてのサブディレクトリとファイル) という名前のディレクトリを現在のディレクトリから削除するには、次のように入力します。

rd /s test

前の例をサイレント モードで実行するには、次のように入力します。

rd /s /q test