rmdir

ディレクトリを削除します。

rmdir コマンドは、さまざまなパラメーターを使用して Windows 回復コンソールから実行することもできます。詳細については、「Windows 回復環境 (WinRE)」を参照してください。

Note

このコマンドは、rd コマンドと同じです。

構文

rmdir [<drive>:]<path> [/s [/q]]

パラメーター	説明
`[<drive>:]<path>`	場所を削除するディレクトリの名前を指定します。パスが必要です。指定した path の先頭にバックスラッシュ (\) を含めると、path は (現在のディレクトリに関係なく) ルートディレクトリから始まります。
/s	(指定されたディレクトリとすべてのファイルを含むすべてのサブディレクトリ) は、ディレクトリツリーを削除します。
/q	クワイエットモードを指定します。ディレクトリツリーを削除するときに、確認を表示しません。 /q パラメーターは、/s も指定されている場合にのみ機能します。注意: Quiet モードで実行すると、ディレクトリツリー全体が確認なしで削除されます。 /q コマンドラインオプションを使用する前に、重要なファイルが移動またはバックアップされていることを確認してください。
/?	コマンドプロンプトにヘルプを表示します。

隠しファイルやシステムファイルを含め、ファイルが格納されているディレクトリを削除することはできません。これを行おうとすると、次のメッセージが表示されます。

The directory is not empty

dir /a コマンドを使用して、すべてのファイル (隠しファイルおよびシステムファイルを含む) を一覧表示します。使用して、 attrib コマンドに -h 隠しファイル属性を削除する -s システムファイルの属性を削除するか、 -h-s 削除両方非表示にしてシステムファイル属性。非表示の後にファイルの属性が削除されていると、ファイルを削除することができます。
rmdir コマンドを使用して、現在のディレクトリを削除することはできません。現在のディレクトリを削除しようとすると、次のエラーメッセージが表示されます。

The process can't access the file because it is being used by another process.

このエラーメッセージが表示された場合は、別のディレクトリ (現在のディレクトリのサブディレクトリではなく) に変更してから、再試行してください。

目的のディレクトリを安全に削除できるように親ディレクトリに変更するには、次のように入力します。

cd ..

現在のディレクトリから test という名前のディレクトリ (およびそのすべてのサブディレクトリとファイル) を削除するには、次のように入力します。

rmdir /s test

で非表示モードを、前の例を実行するには、次のように入力します。

rmdir /s /q test