指定したストレージの場所からローカル コンピューターのバックアップ カタログを回復します。
このコマンドを使用して特定のバックアップに含まれるバックアップ カタログを復旧するには、 Backup Operators グループまたは Administrators グループのメンバーであるか、適切なアクセス許可が委任されている必要があります。 さらに、コマンド プロンプトを右クリックし、[管理者として実行] を選択して、管理者特権のコマンド プロンプトから wbadmin を実行する必要があります。
注
バックアップを保存する場所 (ディスク、DVD、またはリモート共有フォルダー) が破損または失われ、バックアップ カタログの復元に使用できない場合は、 wbadmin delete catalog コマンドを実行して破損したカタログを削除します。 この場合は、バックアップ カタログが削除された後に新しいバックアップを作成することをお勧めします。
構文
wbadmin restore catalog -backupTarget:{<BackupDestinationVolume> | <NetworkShareHostingBackup>} [-machine:<BackupMachineName>] [-quiet]
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
-backupTarget | システムのバックアップ カタログの場所を、バックアップの作成後の時点と同じように指定します。 |
-コンピューター | バックアップ カタログを回復するコンピューターの名前を指定します。 複数のコンピューターのバックアップが同じ場所に保存されている場合に使用します。 -backupTarget が指定されている場合に使用する必要があります。 |
-静か | ユーザーにプロンプトを表示せずにコマンドを実行します。 |
例示
ディスク D: に格納されているバックアップからカタログを復元するには、次のように入力します。
wbadmin restore catalog -backupTarget:D
server01 の共有フォルダー \\<servername>\<share>
に格納されているバックアップからカタログを復元するには、次のように入力します。
wbadmin restore catalog -backupTarget:\\servername\share -machine:server01