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Microsoft Intune での Windows IoT Core デバイスの登録

会社は IoT Core デバイスを、他のすべての管理対象デバイスと一緒に管理できます。 Intune を使用して、IoT Core、IoT Enterprise、他の Windows のデバイスを一貫した方法で管理できます。

IoT Core デバイスを Intune に登録する方法

IoT Core デバイスを Intune に登録するには、Windows IoT Core ダッシュボードを使用してデバイスを準備し、Windows 構成デザイナーを使用してプロビジョニング パッケージを作成します。

Azure AD で Intune MDM ユーザー スコープを変更する

  1. Azure portal にサインインしてから、 [Azure Active Directory] を選択します。

  2. [モビリティ (MDM および MAM)] を選択します。

    Azure Active Directory ポータルでモビリティ (MDM と MAM) とMicrosoft Intuneを選択します。

  3. [Microsoft Intune] を選択します。 [Configure Microsoft Intune]\(Microsoft Intune の構成\) ページで、[MDM ユーザー スコープ] の横にある [すべて] を選択します。 これにより、IoT Core デバイス ユーザーを、Azure AD への参加後に Intune に登録できるようになります。

IoT Core デバイス用のセットアップ SD カードを作成する

  1. PC のカード リーダーに microSD カードを挿入します。

    注意

    このプロセス中、microSD カードがファーマットされるため、カード上のデータはすべて削除されます。

  2. Windows IoT Core ダッシュボードに移動し、ダッシュボードをダウンロードしてインストールします。

  3. ダッシュボードをインストールしたら、それを開いて [新しいデバイスのセットアップ] を選択します。

    Windows IoT Core ダッシュボード。

  4. デバイス名を入力します。

  5. 新しい Administrator パスワードを入力します。

  6. デバイスのために Wi-Fi を有効にする場合は、[Wi-Fi ネットワーク接続] チェック ボックスを選択します。 デバイスでイーサネット ネットワーク接続のみを使用する場合は、この手順をスキップします。

    IoT ダッシュボードの [Wi-Fi] チェックボックス。

  7. [ソフトウェア ライセンス条項に同意する] チェック ボックスを選択し、[ダウンロードとインストール] を選択します。

  8. 確認メッセージが表示されたら、SD カードをフォーマットするオプションを選択します。

    注意

    セットアップ中、フォーマット確認メッセージに注意してください。 別のアプリケーションが開いているために、このメッセージが隠れている可能性がありますが、フォーマット オプションを選択することは重要です。 ドライブが正しくフォーマットされないと、ブートが失敗します。

  9. メッセージ "Your SD card is ready" (SD カードの準備ができました) が表示されます。

    SD カードの準備完了メッセージ。

  10. このページを最小化します。 後で戻ってきます。

Intune 登録用のプロビジョニング パッケージを作成する

  1. Windows 構成デザイナーのインストールの手順に従って、Windows 構成デザイナー アプリをインストールします。

  2. [Windows イメージングおよび構成デザイナー] を開きます。

  3. [デスクトップ デバイスのプロビジョニング] を選択して、プロジェクトを作成します。

    [デスクトップ サービスのプロビジョニング] を選択します。

  4. 必要に応じてプロジェクトの詳細を入力します。 [完了] を選択します。

  5. [アカウント管理] ページに移動し、[Azure AD に登録] を選択します。

    注意

    Microsoft Store または Windows アセスメント & デプロイメント キット (ADK) のどちらからアプリをインストールしても構いません。

    [Azure AD に登録する] を選択します。

  6. [一括トークンの有効期限] の横に、一括トークンの有効期限日を入力します。

  7. [一括トークンの取得] を選択します。 Azure AD に接続するためのサインイン メッセージが表示されます。

    Azure AD サインイン ページ。

  8. テナント ユーザー名 (例: john@mycompany.onmicrosoft.com) とパスワードを入力します。

  9. Windows 構成デザイナー アプリが Azure AD 情報にアクセスできるようにすることに同意します。

  10. 一括 Azure AD トークンを正常にフェッチしたことを示すメッセージがページ上に表示されます。

    一括トークンに成功したメッセージ。

  11. [詳細エディターに切り替える] を選択し、[はい] を選択します。

    詳細エディターの確認ページに切り替えます。

  12. [選択されたカスタマイズ] で、[アカウント] 設定を残し、その他の設定をすべて削除します。

  13. [OOBE] を選択し、[削除] を選択します。

  14. [SharedPC] が表示されていれば、それを選択して [削除] を選択します。

    カスタマイズの削除。

  15. [エクスポート] を選択し、[プロビジョニング パッケージ] を選択します。

    [プロビジョニング パッケージ] を選択します。

  16. 次のページで、既定の設定を受け入れて [次へ] を選択します。

  17. 次のページでも、既定の設定を受け入れて [次へ] を選択します。

  18. プロビジョニング パッケージの宛先を変更するか、既定のパスのままにし、[次へ] を選択します。

  19. [Build]\(ビルド\) を選択します。

  20. .ppkg ファイルの準備ができたら見つけられるように、[出力の場所] のリンクを選択します。

    出力場所のリンク。

  21. [完了] を選択します。

  22. エクスプローラーに移動し、プロビジョニング パッケージを IoT Core デバイスにコピーします。 microSD カードで [MainOS] ドライブ下の c:\windows\provisioning\packages フォルダーに保存します。 このフォルダーにファイルを保存するためのアクセス許可を付与する必要があります。

Intune で IoT Core デバイスをプロビジョニングおよび登録する

  1. microSD カードを IoT Core デバイスに挿入します。

  2. IoT Core デバイスをオンにし、起動して標準画面が表示されるまで待ちます。

  3. Azure portal の Microsoft Intune コンソールに戻ります。 デバイスの一覧に当該デバイスが表示されます。

    注意

    登録の完了まで 15 分以上かかることがあります。

    デバイスの一覧をIntuneします。

次の手順