マップ認証キーの要求

警告

オンライン マップ サービスは、Windows 10 の古いバージョンでは使用できない場合があります。 以下のバージョンでは、MapControl がマップを表示できなくなり、Windows.Services.Maps 名前空間の API が結果を返さないことがあります。

  • Windows 10、バージョン 1607 以前のバージョン: マップ サービスは、2020 年 10 月から世界中で利用できなくなります
  • Windows 10、バージョン 1703 以前のバージョン: マップ サービスは、中国で販売されている一部のデバイスでは利用できません

MapControlWindows.Services.Maps 名前空間のマップ サービスを ユニバーサル Windows アプリ で使うには、そのアプリを認証する必要があります。 アプリを認証するには、マップ認証キーを指定する必要があります。 このトピックでは、Bing Maps Developer Center にマップ認証キーを要求し、アプリに追加する方法について説明します。

ヒント アプリで地図を使う方法について詳しくは、GitHub の 2Windows-universal-samples リポジトリ から次のサンプルをダウンロードしてください。

キーの取得

Bing Maps Developer Center を使って、ユニバーサル Windows アプリ用のマップ認証キーを作成し管理します。

新しいキーを作成するには

  1. ブラウザーで、Bing Maps Developer Center (https://www.bingmapsportal.com) に移動します。

  2. サインインを求められた場合は、Microsoft アカウントを入力して、[Sign in] (サインイン) をクリックします。

  3. Bing Maps アカウントに関連付けるアカウントを選びます。 Microsoft アカウントを使う場合は、[Yes] (はい) をクリックします。 それ以外の場合は、[Sign in with another account] (別のアカウントでサインイン) をクリックします。

  4. Bing Maps アカウントを持っていない場合は、ここで新しく作成します。 [Account Name] (アカウント名)[Contact Name] (連絡先名)[Company Name] (会社名)[Email Address] (メール アドレス)[Phone Number] (電話番号) を入力します。 使用条件に同意してから、[Create] (作成) をクリックします。

  5. [My account] (アカウント) メニューで、[My Keys] (マイ キー) をクリックします。

  6. 以前にキーを作成していた場合は、新しいキーを作成するためのリンクをクリックします。 それ以外の場合は、[Create Key] (キーの作成) フォームに進みます。

  7. [Create Key] (キーの作成) フォームの入力が完了したら、[Create] (作成) をクリックします。

    • [Application name]: アプリケーションの名前です。
    • [Application URL] (アプリケーション URL) (オプション): アプリケーションの URL です。
    • [Key type] (キーの種類):[Basic] (ベーシック) または [Enterprise] (エンタープライズ) を選びます。
    • [Application type] (アプリケーションの種類): ユニバーサル Windows アプリで使用するために、[Windows Application] (Windows アプリケーション) を選択します。

    次に示すのは、フォームの例です。

    [Create key] (キーの作成) フォームの例。

  8. [Create] (作成) をクリックすると、新しいキーが [Create Key] (キーの作成) フォームの下に表示されます。 このキーを安全な場所にコピーするか、次の手順で説明するように、キーをすぐにアプリに追加します。

アプリへのキーの追加

ユニバーサル Windows アプリで MapControl やマップ サービス (Windows.Services.Maps) を使うには、マップ認証キーが必要になります。 必要に応じて、マップ コントロールやマップ サービスのオブジェクトにキーを追加します。

マップ コントロールにキーを追加するには

MapControl を認証するには、MapServiceToken プロパティを認証キー値に設定します。 このプロパティは、必要に応じて、コードまたは XAML マークアップで設定できます。 MapControl の使用について詳しくは、「2D、3D、Streetside ビューでの地図の表示」をご覧ください。

  • この例では、コードで MapServiceToken を認証キー値に設定しています。

    MapControl1.MapServiceToken = "abcdef-abcdefghijklmno";
    
  • この例では、XAML マークアップで MapServiceToken を認証キー値に設定しています。

    <Maps:MapControl x:Name="MapControl1" MapServiceToken="abcdef-abcdefghijklmno"/>
    

マップ サービスにキーを追加するには

Windows.Services.Maps 名前空間のサービスを使うには、ServiceToken プロパティを認証キー値に設定します。 マップ サービスを使用する方法について詳しくは、「ルートとルート案内の表示」と「ジオコーディングと逆ジオコーディングの実行」をご覧ください。

  • この例では、コードで ServiceToken を認証キー値に設定しています。

    MapService.ServiceToken = "abcdef-abcdefghijklmno";