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ID2D1DeviceContext1::D rawGeometryRealization メソッド (d2d1_2.h)

指定したブラシを使用して、指定したジオメトリの実現をターゲットにレンダリングします。

構文

void DrawGeometryRealization(
  [in] ID2D1GeometryRealization *geometryRealization,
  [in] ID2D1Brush               *brush
);

パラメーター

[in] geometryRealization

種類: ID2D1GeometryRealization*

レンダリングするジオメトリの実現。

[in] brush

種類: ID2D1Brush*

実現をレンダリングするブラシ。

戻り値

型: HRESULT

このメソッドは HRESULT を返します。 有効な値を次の表に示しますが、これ以外にもあります。

HRESULT 説明
S_OK エラーは発生していません。
E_OUTOFMEMORY Direct2D は、呼び出しを完了するのに十分なメモリを割り当てませんでした。
E_INVALIDARG 無効な値が メソッドに渡されました。

解説

このメソッドは、現在設定されているすべての状態 (変換、DPI、単位モード、ターゲット イメージ、クリップ、レイヤー) を考慮します。ただし、ファセットなどの成果物は、(変換または DPI を介して) 大きな効果的なスケールで実現をレンダリングするときに表示される場合があります。 呼び出し元は、これを補うために 、D2D1_DEFAULT_FLATTENING_TOLERANCE または ComputeFlatteningTolerance を使用して、適切なフラット化許容値を使用して実現を作成する必要があります。

さらに、呼び出し元は、ジオメトリの実現を作成するときに、安全なレンダリング境界を認識する必要があります。 ジオメトリが[-524,287,524,287]のDIPの外側を元の(事前変換)座標空間のX方向またはY方向のいずれかに拡張する場合は、それが実現されたときにそれらの境界にクリップされ得る。 このクリッピングは、その後、実現が安全なレンダリング境界内に収まるように変換された場合でも表示されます。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 8.1 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 R2 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー d2d1_2.h
Library D2d1.lib
[DLL] D2d1.dll

関連項目

ID2D1DeviceContext1