GraphicsPath::AddPolygon(constPointF*,INT) メソッド (gdipluspath.h)

[アーティクル]
02/29/2024

GraphicsPath::AddPolygon メソッドは、このパスに多角形を追加します。

構文

Status AddPolygon(
  const PointF *points,
  INT          count
);

パラメーター

points

多角形の頂点を指定するポイントの配列へのポインター。

count

points 配列内の要素の数を指定する整数。

戻り値

Type:Status

メソッドが成功した場合は、 Status 列挙体の要素である Ok を返します。

メソッドが失敗した場合は、 Status 列挙体の他の要素のいずれかを返します。

注釈

GraphicsPath::AddPolygon メソッドは AddLines メソッドに似ています。違いは、多角形は本質的に閉じた図形ですが、 GraphicsPath::CloseFigure を呼び出さない限り、一連の線は閉じた図形ではありません。 Windows GDI+ がパスをレンダリングすると、そのパス内の各多角形が閉じられます。つまり、ポリゴンの最後の頂点は、直線によって最初の頂点に接続されます。

例

次の例では、GraphicsPath オブジェクトパスを作成し、パスに多角形を追加し、パスを描画します。

VOID Example_AddPolygon(HDC hdc)
{
   Graphics graphics(hdc);

   PointF pts[] = {PointF(20.0f, 20.0f),
                   PointF(120.0f, 20.0f),
                   PointF(120.0f, 70.0f)};

   GraphicsPath path;
   path.AddPolygon(pts, 3);

   // Draw the path.
   Pen pen(Color(255, 255, 0, 0));
   graphics.DrawPath(&pen, &path);
}