IOpcDigitalSignature::GetSignatureValue メソッド (msopc.h)

署名マークアップの SignatureValue 要素のデコードされた値を取得します。

構文

HRESULT GetSignatureValue(
  [out] UINT8  **signatureValue,
  [out] UINT32 *count
);

パラメーター

[out] signatureValue

シグネチャ マークアップの SignatureValue 要素でデコードされた値を含むバッファーへのポインター。

[out] count

signatureHashValue バッファーのサイズ。

戻り値

このメソッドは HRESULT を返します。 有効な値を次の表に示しますが、これ以外にもあります。

リターン コード 説明
S_OK
メソッドが成功しました。
E_POINTER
signatureValuecount パラメーターの少なくとも 1 つが NULL です

注釈

このメソッドは、 signatureValue で返されるバッファーによって使用されるメモリを割り当てます。 メソッドが成功した場合は、 CoTaskMemFree 関数を呼び出してメモリを解放します。

SignatureValue 要素には、シグネチャ マークアップの SignedInfo 要素にシグネチャ メソッドを適用して計算された base-64 でエンコードされた値が含まれています。 シグネチャ メソッドを取得するには、 GetSignatureMethod メソッドを呼び出します。

API を使用して署名を生成する場合は、 IOpcSigningOptions::SetSignatureMethod メソッドを 呼び出してシグネチャ メソッドを設定します。

スレッド セーフ

オブジェクトのパッケージ化はスレッド セーフではありません。

詳細については、「Packaging API を使用したはじめに」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 7 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー msopc.h

こちらもご覧ください

コア パッケージ インターフェイス

デジタル署名の概要

Packaging API を使用したはじめに

IOpcDigitalSignature

IOpcSigningOptions

概要

パッケージ化 API プログラミング ガイド

パッケージ化 API リファレンス

API サンプルのパッケージ化

デジタル署名インターフェイスのパッケージ化

インターフェイスのパッケージ化

参照