ITextStory インターフェイス (tom.h)
ITextStory インターフェイス メソッドは、親 ITextServices インスタンスに格納されている複数のストーリーから共有データにアクセスするために使用されます。
ストーリーは、個々の ITextRange2 メソッドを使用して同時に "編集" でき、互いに独立して表示できます。 さらに、一度に 1 つのストーリーを UI アクティブにすることができます。つまり、キーボードとマウスの入力を受け取ります。
ITextStory は、ITextRange2 オブジェクトを必要としない軽量インターフェイスです。 これにより、クライアントはストーリーを操作できます。これは、完全な編集インスタンスよりも高速で小さいオブジェクトです。
継承
ITextStory インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 ITextStory には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
ITextStory インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
ITextStory::GetActive ストーリーのアクティブな状態を設定します。 (ITextStory.GetActive) |
ITextStory::GetDisplay ストーリーの新しい表示を取得します。 |
ITextStory::GetIndex ストーリーのインデックスを取得します。 |
ITextStory::GetProperty 指定されたプロパティの値を取得します。 (ITextStory.GetProperty) |
ITextStory::GetRange ストーリーのテキスト範囲オブジェクトを取得します。 |
ITextStory::GetText 指定した変換フラグに従ってストーリー内のテキストを取得します。 |
ITextStory::GetType このストーリーの種類を取得します。 |
ITextStory::SetActive ストーリーのアクティブな状態を設定します。 (ITextStory.SetActive) |
ITextStory::SetFormattedText ストーリーのテキストを、指定した書式設定されたテキストに置き換えます。 |
ITextStory::SetProperty 指定したプロパティの値を設定します。 (ITextStory.SetProperty) |
ITextStory::SetText ストーリー内のテキストを指定したテキストに置き換えます。 |
ITextStory::SetType ストーリーの種類を設定します。 |
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 8 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2012 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | tom.h |