コア オーディオ API

Note

コード例については、「コア オーディオ API を使用する SDK サンプル」をご覧ください。

このドキュメントでは、Microsoft Windows オペレーティング システム ファミリのコア オーディオ アプリケーション プログラミング インターフェイス (API) に関する情報を提供します。 Windows Vista でコア オーディオ API を使用するアプリケーションを開発する際、ソフトウェア開発者が従うガイドラインを提供します。 これらの API は Windows Vista の新機能であり、以前のバージョンの Windows では使用できません。

コア オーディオ API は、オーディオ アプリケーションがヘッドフォンやマイクなどのオーディオ エンドポイント デバイスにアクセスするための手段を提供します。 コア オーディオ API は、Microsoft DirectSound や Windows マルチメディア waveXxx 関数などの上位レベルのオーディオ API の基盤として機能します。 ほとんどのアプリケーションは上位レベルの API と通信しますが、特別な要件を持つ一部のアプリケーションでは、コア オーディオ API と直接通信する必要が生じることがあります。

Windows 7 以降、既存の API が改善され、新しいシナリオをサポートするために新しい API が追加されました。 ストリームおよびセッション管理 API が改善され、アプリケーションがオーディオ セッションを列挙して拡張制御できるようになりました。 新しい API を使用することにより、アプリケーションはカスタム ストリーム減衰エクスペリエンスを実装できます。 新しいデバイス関連 API は、エンドポイント デバイスのドライバー プロパティへのアクセスを提供します。

このドキュメントには次のセクションがあります。

セクション 説明
Windows コア オーディオ API について Windows コア オーディオ API の概要と基本的な概念について説明します。
プログラミング ガイド コア オーディオ API の主な機能とその使用方法について説明します。
プログラミング リファレンス コア オーディオ API の C++ リファレンス情報を提供します。

Windows 用メディア テクノロジ

コア オーディオ API を使用する SDK サンプル