英語で読む

次の方法で共有


immediatebind 属性

[immediatebind] 属性は、データ バインド オブジェクトのプロパティに対するすべての変更がデータベースに直ちに通知されることを示します。

[
    interface-attribute-list
] 
interface | dispinterface interface-name 
{
    [bindable, immediatebind[, optional-attribute-list]] returntype function-name(params)
}

パラメーター

interface-attribute-list

インターフェイス全体に適用される 1 つ以上の属性の一覧を指定します。

interface-name

インターフェイスまたは dispinterface の名前を指定します。

optional-attribute-list

0 個以上の関数属性。

returntype

関数の戻り値の型を指定します。

function-name

IDL ファイル内の関数の名前を指定します。

params

0 個以上の関数パラメーター。

解説

[immediatebind] 属性を使用すると、コントロールは、すべての変更をデータベースに通知する必要があるプロパティとそうでないプロパティを区別できます。 たとえば、チェック ボックス コントロールに対するすべての変更は、コントロールがフォーカスを失っていない場合でも、すぐに基になるデータベースに送信する必要があります。 ただし、リスト ボックス コントロールの場合、別の選択が強調表示されるたびに変更が行われます。 コントロールがフォーカスを失う前にデータベースに変更を通知することは非効率的で不要です。 [immediatebind] 属性を使用すると、イミディエイト バインド ビットを設定することで、変更をすぐに報告するフォームの個々のプロパティを指定できます。

[immediatebind] 属性を持つプロパティには、[bindable] 属性も必要です。

Flags

FUNCFLAG_FIMMEDIATEBIND、VARFLAG_FIMMEDIATEBIND

[
    uuid(12345678-1234-1234-1234-123456789ABC)
] 
interface MyObject : IUnknown
{
    properties:
    methods:
        [id(1), propget, bindable, immediatebind] long Size(void);

        [id(1), propput, bindable, 
         immediatebind] HRESULT Size([in]long lSize);
}

関連項目

bindable

TYPEFLAGS

インターフェイス

ディスパッチ

ODL ファイルの構文

ODL ファイルの例

MIDL を使用したタイプ ライブラリの生成