英語で読む

次の方法で共有


bindable 属性

[bindable] 属性は、 プロパティがデータ バインディングをサポートしていることを示します。

[
    interface-attribute-list
] 
interface | dispinterface interface-name 
{
    [bindable[, attribute-list]] returntype function-name(params)
}

パラメーター

interface-attribute-list

インターフェイス全体に適用される 0 個以上の IDL 属性の一覧を指定します。 複数のインターフェイス属性が存在する場合は、コンマで区切る必要があります。

interface-name

インターフェイスの名前を指定します。

attribute-list

インターフェイスまたはディスパッチインターフェイスのプロパティまたはメソッドの関数プロトタイプに適用される 0 個以上の属性を指定します。 次の属性は有効です: [helpstring][helpcontext][string][defaultbind][displaybind][immediatebind][propget][propput][propputref]、および [vararg]vararg を指定した場合、最後のパラメーターは VARIANT 型のセーフ配列である必要があります。 複数の属性をコンマで区切ります。

returntype

関数の戻り値の型を指定します。

function-name

[bindable] 属性を適用する関数の名前を指定します。

params

関数パラメーターの一覧。

注釈

[bindable] 属性では、データ バインディングをサポートすることで、プロパティが値を変更するたびにクライアントに通知を受け取ることができます。 (プロパティに対する差し迫った変更をクライアントに通知する場合は、[ requestedit] 属性を使用します)。

[bindable] 属性はプロパティ全体を参照するため、プロパティが定義されている場所で指定する必要があります。 そのため、プロパティアクセス関数とプロパティ設定関数の両方で 属性を指定する必要があります。

Flags

FUNCFLAG_FBINDABLE、VARFLAG_FBINDABLE

[
    uuid(1e196b20-1f3c-1069-996b-00dd010fe676)
]
dispinterface MyObject 
{ 
    properties: 
    methods: 
        [id(1), propget, bindable, defaultbind, displaybind] long x(); 
        [id(1), propput, bindable, 
        defaultbind, displaybind] HRESULT x(long rhs); 
}

関連項目

defaultbind

ディスパッチ

displaybind

MIDL を使用したタイプ ライブラリの生成

helpstring

helpcontext

immediatebind

インターフェイス

ODL ファイルの例

ODL ファイルの構文

propget

propput

propputref

requestedit

文字列

TYPEFLAGS

vararg