MsiHiddenProperties プロパティ

MsiHiddenProperties プロパティを使って、インストーラーがパスワードやその他の機密情報をログ ファイルに表示しないようにすることができます。 ログ ファイルにプロパティが書き込まれないようにするには、MsiHiddenProperties プロパティの値を、非表示にするプロパティの名前に設定します。 セミコロン (;) で区切ってプロパティ名の文字列を指定することで、複数のプロパティを非表示にすることができます。

Note

Debug ポリシーを値 7 に設定すると、インストーラーはコマンド ラインに入力された情報をログに書き込みます。 その結果、コマンド ラインに入力されたパブリック プロパティは、それが MsiHiddenProperties プロパティに含まれている場合でも表示されます。 これにより、コマンド ラインに入力された機密情報がログで表示できるようになる可能性があります。 詳細については、「機密情報がログ ファイルに書き込まれないようにする」を参照してください。

 

必要条件

要件
バージョン
Windows Server 2012、Windows 8、Windows Server 2008 R2、または Windows 7 の Windows インストーラー 5.0。 Windows Server 2008 または Windows Vista の Windows インストーラー 4.0 または Windows インストーラー 4.5。 Windows Server 2003 または Windows XP の Windows インストーラー。 Windows インストーラーのバージョン別に必須となる最小 Windows サービス パックに関する詳細については、Windows インストーラーの実行時の要件に関する記事を参照してください。

関連項目

プロパティ