ROOTDRIVE プロパティ
ROOTDRIVE プロパティは、インストール先ディレクトリの既定のドライブを指定します。 Directory テーブルの Directory 列で、未定義のプロパティ名によってルート インストール先ディレクトリが指定されている場合、インストーラーは ROOTDRIVE プロパティの値を使ってインストール先ディレクトリへのパスを解決します。
ROOTDRIVE がコマンド ラインで設定されていない場合、または Property テーブルで指定されていない場合は、インストーラーがこのプロパティを設定します。 管理インストールの間に、インストーラーは ROOTDRIVE を、書き込み可能であることがわかった最初の接続先ネットワーク ドライブに設定します。 管理インストールではない場合、またはインストーラーがネットワーク ドライブを見つけられない場合、インストーラーは ROOTDRIVE を、書き込むことができて空き領域が最も多いローカル ドライブに設定します。
このプロパティの値は "\" で終わっている必要があります。
要件 | 値 |
---|---|
バージョン |
Windows Server 2012、Windows 8、Windows Server 2008 R2、または Windows 7 の Windows インストーラー 5.0。 Windows Server 2008 または Windows Vista の Windows インストーラー 4.0 または Windows インストーラー 4.5。 Windows Server 2003 または Windows XP の Windows インストーラー。 Windows インストーラーのバージョン別に必須となる最小 Windows サービス パックに関する詳細については、Windows インストーラーの実行時の要件に関する記事を参照してください。 |