フォロー セットの指定
follow セットは、プロトコルに従うプロトコルを指定します。 ネットワーク モニターは、パーサーがプロトコル インスタンス内のデータから次のプロトコルを識別できない場合に、フォロー セットを使用します。
たとえば、NetBIOS パーサーは、NetBIOS プロトコル内のデータが次のプロトコルを識別しないため、フォロー セットを指定します。 その結果、NetBIOS パーサーは、後続するすべてのプロトコルのフォロー セットを作成する必要があります。
次のコード例では、 Parser.ini ファイルの NetBIOS フォロー セットを識別します。 次のセットには、サーバー メッセージ ブロック (SMB)、および Microsoft リモート プロシージャ コール (MSRPC) プロトコルが含まれています。 これらは、NetBIOS プロトコルのインスタンスに従うことができる唯一のプロトコルです。
[NETBIOS]
Comment = "Network Basic Input/Output System protocol"
FollowSet = SMB, MSRPC
HelpFile =
パーサーは、 ParserAutoInstallInfo 関数の実装中にフォロー セットを指定します。 パーサーは、先行するプロトコルと後続のプロトコルを指定できます。 パーサーが前のプロトコルを指定すると、Network Monitor は、指定されたプロトコルの後続のセットにパーサー プロトコルを追加します。 パーサーが後続のプロトコルを指定すると、Network Monitor は、次のパーサー セットを含む新しいセクションをParser.ini ファイルに作成します。