印刷 (ドキュメントと印刷)

Windows では、レーザー プリンター、ベクター プロッター、ラスター プリンター、FAX マシンなど、さまざまなデバイスへの印刷を可能にする機能の完全なセットをアプリケーションに提供します。

デスクトップ アプリの印刷

Windows プログラマは、アプリケーションから印刷するさまざまなテクノロジから選択できます。

テクノロジ 説明
ドキュメント パッケージの印刷 API
アプリケーションが印刷ドキュメント パッケージにアクセスして管理できるようにするインターフェイスを提供します。 この API は、Windows 8 以降のバージョンの Windows で使用できます。
印刷スプーラー API
アプリケーションがプリンターと印刷ジョブを管理できるように、印刷スプーラーへのインターフェイスを提供します。
アプリケーションは 、印刷スプーラー API を使用して、印刷 ドキュメント パッケージ API または GDI 印刷 API を使用してコンテンツを印刷するかどうかに関係なく、印刷スプーラーによって管理される印刷ジョブを開始、停止、制御、および構成します。
チケット API の印刷
印刷チケットを管理および変換する機能をアプリケーションに提供します。
GDI Print API
デバイスに依存しない印刷インターフェイスをアプリケーションに提供します。
メモ: Windows Vista 以降のバージョンの Windows 用アプリケーションを作成する開発者は、アプリケーションで XPS ドキュメント API を使用することを検討する必要があります。
GDI Print API は、Windows XP 以前のバージョンの Windows で実行する必要があるアプリケーションに適しています。

次の図は、さまざまな印刷 API がどのように関連しているかの概要を示しています。

ネイティブ Windows アプリケーションで印刷 API を使用する方法を示す図

このセクションの 印刷ドキュメント パッケージ APIでは、Windows 8 以降のバージョンの Windows デスクトップで使用できる印刷ドキュメント パッケージと印刷プレビュー インターフェイスについて説明します。

JavaScript と HTML で記述された Windows ストア アプリからの印刷の詳細については、「 印刷 (JavaScript と HTML を使用した Windows ストア アプリ)」を参照してください。 C#、Microsoft Visual Basic、または C++ および XAML で記述された Windows ストア アプリからの印刷の詳細については、「 印刷 (C を使用した Windows ストア アプリ)」を参照してください。

注意

Windows ストア アプリでも使用できるデスクトップ アプリ印刷 API の一覧については、「 Windows ストア アプリの Win32 と COM (印刷とドキュメント)」 を参照してください。

XPS ドキュメント API

双方向プリンター通信 (ハードウェア デベロッパー センター)