Windows 11 24H2のOOBE(初期セットアップ)時に、Ctrl+Shift+F3で監査モードでサイン インし、
「一般化する」にチェックを入れて「Sysprep」を実行すると、「コマンドプロ ンプト(管理者)」
で「bcdedit /enum /v」で確認出来る「Windows ブートローダー」の情 報がおかしくなります。
さらに、この状態で「BitLockerドライブ暗号化」の設定をすると、Windowsの起動時に
「自動修復」が発生するようになり、Windowsが起動出来なくなります。
Windows 11 24H2 26100.1150 SysPrep /generalize breaks BitLocker functionality - Microsoft Q&A
上記、Microsft LearnのWebには、この現象の発生を防ぐための回避策として、「Syspr ep(一般化する)」
の実行後に、次の3つのコマンドを実行する方法が紹介されています。
bcdedit -set {current} osdevice partition=C:
bcdedit -set {current} device partition=C:
bcdedit -set {memdiag} device partition=\Device\HarddiskVolume1
確かに、この方法により「Windows ブートローダー」の情報は元の状態に戻り、
その後 BitLockerの設定をしても問題はありませんでした。
Windows11(24H2)でBitlockerを有効化すると、自動修復→再起動ループになる - Microsoft コミュニティ
上記、MicrosoftコミュニティのWebには、Windows 11 24H2でBitLockerを有効にすると
自動修復が発生するようになる旨の書き込みがあり、その原因として、「Windows ブート
ローダー」の情報が不正になっている事例の紹介があります。
「何故Windowsブートローダーが不正になったのか」については言及がありませんが、
「Sysprep(一般化する)」の実行がひとつの原因であると考えられます。
企業ユーザーなどで、Sysprepを使用してマスタ展開するケースにはかなり影響の大き い
問題になりますので、早期の修正を望みます。
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