OData API をインポートする
適用対象: すべての API Management レベル
この記事では、OData 準拠サービスを API として API Management にインポートする方法について説明します。
この記事では、次のことについて説明します。
- Azure portal を使用して OData メタデータの説明をインポートする
- ポータルで OData スキーマを管理する
- OData API をセキュリティで保護する
前提条件
API Management インスタンス。 本サービスをまだお持ちでない場合は、Azure API Management インスタンスの作成に関するクイックスタートを完了します。
OData v2 または v4 として公開されているサービス。
API Management インスタンスに移動します。
Azure portal で、[API Management サービス] を検索して選択します。
[API Management サービス] ページで、ご自身の API Management インスタンスを選択します。
OData メタデータをインポートする
左側のメニューで、 [API]>[+ API の追加] を選択します。
[定義から作成] で [OData] を選択します。
API 設定を入力します。 API の [設定] タブに移動することで、後で設定を更新することができます。
[OData 仕様]で、OData メタデータ エンドポイントの URL を入力します。これは通常、サービス ルートへの URL であり、
/$metadata
が追加されています。 または、インポートするローカルの OData XML ファイルを選択します。残りの設定を入力して API を構成します。 設定については、「最初の API のインポートと発行」のチュートリアルで説明されています。
[作成] を選択します
API が [API] リストに追加されます。 OData メタデータ説明の中で公開されているエンティティ セットと関数が、API の [Entity sets and functions] タブ上に表示されます。
OData スキーマを更新する
ポータルでエディターにアクセスして、API の OData スキーマを表示できます。 API が変更された場合は、ファイルまたは OData サービス エンドポイントから API Management のスキーマを更新することもできます。
portal で、API Management インスタンスに移動します。
左側のメニューで、[API]> OData API を選択します。
[Entity sets and functions] タブ上で、エンティティ セットまたは関数の横にあるコンテキスト メニュー ([...]) を選択し、[Edit] を選択します。
スキーマを確認します。 更新する場合は、[ファイルから更新する] または [エンドポイントからスキーマを更新する] を選択します。
OData API をテストする
左側のメニューで、[API]> OData API を選択します。
[Entity sets and functions] タブ上で、エンティティ セットまたは関数の横にあるコンテキスト メニュー ([...]) を選択し、[Test] を選択します。
テスト コンソール内で、テスト用の [Template parameters]、[Query parameters]、[Headers] を入力し、[Test] を選択します。 ポータル内での API のテストについて詳しくはこちらを参照してください。
OData API をセキュリティで保護する
OData API 要求を介した攻撃から保護するために、既存の認証および認可ポリシーの両方と OData 検証ポリシーを適用して、OData API をセキュリティで保護します。
ヒント
ポータルの [API ポリシー] タブで、OData API のポリシーを 構成します。
その他の API の追加
次のように、各種サービスで公開される API を構成できます。
- OpenAPI の仕様
- SOAP API
- GraphQL API
- Azure App Service でホストされる Web アプリ
- Azure Function App
- Azure Logic Apps
- Azure Service Fabric
次の手順に従って、既存の API に別の API を追加します。
Note
別の API をインポートすると、操作が現在の API に追加されます。
Azure portal で Azure API Management インスタンスに移動します。
[概要] ページまたは左側のメニューから [API] を選択します。
別の API を追加する API の隣の [...] をクリックします。
ドロップダウン メニューから [インポート] を選択します。
API のインポート元のサービスを選択します。
関連トピック
- API のインポートの制限事項
- OpenAPI 仕様のインポート
- SOAP API のインポート
- SOAP API のインポートと REST への変換
- App Service API をインポートする
- コンテナー アプリ API をインポートする
- Websocket API のインポート
- GraphQL API のインポート
- GraphQL スキーマをインポートし、フィールド リゾルバーを設定する
- Azure 関数アプリをインポートする
- Azure ロジック アプリをインポートする
- Service Fabric サービスをインポートする
- Azure OpenAI API をインポートする
- OData API をインポートする
- SAP OData メタデータをインポートする
- gRPC API をインポートする
- API の編集