Azure SQL データベースのメンテナンス期間に関する FAQ

メンテナンス期間機能では、営業時間外で事前スケジュールされている時間ブロックに Azure SQL データベースのメンテナンスの停止を制限できます。 詳細については、「メンテナンス期間のスケジュール」を参照してください。

メンテナンス イベントは、既定の期間である月曜日から日曜日の午後 5 時から午前 8 時 (現地時刻) に発生します。

現地時刻は、リソースをホストする Azure リージョンの場所によって決定され、ローカル タイム ゾーンの定義に従って夏時間が適用されます。 これは、SQL データベース (常に UTC) で構成されているタイム ゾーンによって決まるわけではありません。

利用可能なリージョンの一覧については、メンテナンス期間の可用性に関する記事を参照してください。

フィードバックを共有し、ご利用のリージョンのプランを確認するために、サポート チケットを開いてください。

メンテナンス期間の構成と使用は、対象となるすべての Azure サブスクリプションの種類において無料でご利用いただけます。メンテナンス期間の機能の可用性 に関する記事を参照してください。

メンテナンス イベントの 24 時間前、メンテナンスの開始直前、およびメンテナンス期間の完了時に通知を受け取ることをオプトインできます。 詳細については、Resource Health センターをご確認ください。 電子メールを受信するには、事前通知を構成する必要があります。 詳細については、「事前通知」をを参照してください。

メンテナンス期間の選択はほとんどの SLO で可能ですが、いくつかの例外があります。メンテナンス期間でサポートされるサービス レベル目標に関する記事を参照してください。

この場合、メンテナンス期間は、既定のオプションである午後 5 時から午前 8時 (現地時刻) に戻ります。

別のメンテナンス期間をいつでも選択できますが、変更が反映されるまでに最大 24 時間かかることがあります。

いいえ。事前通知は、サービスの中断を引き起こす可能性がある計画メンテナンス イベントにのみ作動します。

いいえ。期間は事前にスケジュールされた平日または週末から選択できます。 メンテナンスは、この期間内の任意の時刻または日に実施できます。

いいえ。 今後予定されているメンテナンス イベントの取り消しや延期はサポートされていません。 通知は、イベントの準備に役立ちます。

データベースがエラスティック プールの一部である場合は、エラスティック プールのメンテナンス期間の構成が適用されます。 エラスティック プールに含まれないそれぞれのデータベースは、独自のメンテナンス期間を構成できます。

Azure portal、PowerShell、Azure CLI、および REST API です。

現時点ではできません。 メンテナンス期間は、データベースの作成後に構成できます。

Azure SQL Database では、事前通知は、既定のメンテナンス期間オプションでは構成できません。 事前通知を構成して有効にするには、メンテナンス期間を選択するとき、システムの既定以外のオプションを選択します。

いいえ。 事前通知は、Service Health アラートを使用して構成されます。 サービス正常性アラートでは、サブスクリプション、リソースの種類、リージョン レベルの構成がサポートされます。 そのため、リソース グループ レベルで通知を構成することはできません。

サービス正常性アラートの構成専用の PowerShell および Azure CLI コマンドはありません。 ただし、ARM テンプレートを使用し、CLI と PowerShell を使用して任意の標準的な方法を利用してデプロイできます。 「クイックスタート: ARM テンプレートを使用してサービス通知にアクティビティ ログ アラートを作成する」のガイドラインに従ってください。

メンテナンス期間の構成は、Azure SQL データベースのサービス レベルの変更と同様に、時間のかかる非同期操作です。 このプロセス中にリソースを使用できますが、操作の終了時に発生する短い再構成の時間は除きます。これは、実行時間の長いトランザクションの間の場合でも、通常は最大 8 秒です。 再構成の影響を最小限に抑えるには、ピーク時間以外に操作を実行してください。

メンテナンス イベントには、ハードウェア、ファームウェア、オペレーティング システム、サテライト ソフトウェア コンポーネント、または SQL データベース エンジンの更新が含まれている可能性があります。 これらは通常、メンテナンス イベントの発生を最小限に抑えるために、1 つのバッチに結合されます。

Azure SQL データベース サービスは、セキュリティ、コンプライアンス、安定性、パフォーマンスに関するメンテナンス更新を定期的に実行します。 1 か月に 2 つ以上の更新が表示される場合があります。 既定のメンテナンス期間では、メンテナンスの頻度が高くなる可能性があります。 更新頻度を最小限に抑えるには、既定以外のメンテナンス期間を選択します。

メンテナンス イベントは、リソースに更新が適用される期間を表します。 メンテナンス イベントは、定義されたメンテナンス期間内に発生します。 メンテナンス イベントの間、データベースは完全に利用可能でアクセスできますが、一部のメンテナンス更新では、お客様が選択したメンテナンス期間スロットの期間にだけ、メンテナンス更新を適用するために Azure によって SQL データベースが少しの間オフラインにされるため (通常は数秒間)、再構成が必要になります。 ただし、定義されたメンテナンス期間外に計画メンテナンス イベントが実行されることはありません。

メンテナンス更新で再構成が必要な場合、通常は、期間中に 1 つから 2 つの再構成が行われます。

はい。ゲートウェイ メンテナンスの間にアプリケーションの回復性を確保するには、クライアント アプリケーションでリダイレクト接続ポリシーが使用されていることを確認します。 再構成中の回復性のためには、アプリケーションは再試行ロジックの概念に従う必要があります。

Azure リソースの [設定] にある [メンテナンス] タブを使用すると、現在のメンテナンス プラン スケジュールを確認および変更できます。 PowerShell、CLI、または Azure API を使用して、複数のリソースのメンテナンス期間スケジュールを確認および設定することもできます。

はい。影響されたリソースの一覧は、Azure Resource Graph Explorer を使用して取得できます。 通知 ID と Azure Resource Graph エクスプローラーへのリンクを含む事前通知メールが届きます。

Azure SQL Database の場合、事前通知が構成されていない場合、Service Health に計画メンテナンス イベントは表示されません。

通知が送信される期間は 1 時間です。 つまり、イベントの 25 から 24 時間前、ウィンドウが開く 1 時間から 1 分前、ウィンドウが閉じられた 1 分から 1 時間後に通知を受け取ることができます。 通知タイトルが "進行中" であっても、通知の内容にはメンテナンス期間の開始時刻と終了時刻が含まれており、これがメンテナンスが開始および終了する時間です。

はい。新しいリソースを作成した場合、スケーリング操作を実行した場合、またはメンテナンス期間を変更した場合、データベースは、アップグレードが既にスケジュールされているコンピューターで終了している可能性があります。 この場合、展開ウィンドウが開始および終了したときにのみ通知されます。 今後のすべての展開について、計画されたイベントに関する事前通知を受け取ります。

これは、サービス正常性で高度な通知を構成している場合にのみ確認できます。 Azure Resource Graph エクスプローラーを使用してメンテナンス イベントの一覧を取得するか、Service Health の概要ページを使用できます。

まれではありますが、メンテナンス イベント中に障害や中断が発生することがあります。 障害が発生した場合は、変更がロールバックされ、そのメンテナンスは別の時間に再スケジュールされます。

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