クイックスタート: メール通信サービスに Azure マネージド ドメインを追加する方法
このクイック スタートでは、Azure Communication Services のメール通信サービスに Azure マネージド ドメインをプロビジョニングする方法について説明します。
前提条件
- アクティブなサブスクリプションが含まれる Azure アカウント。 無料でアカウントを作成できます。
- Azure Communication Services メール リソースが作成され、ドメインを追加する準備が整いました。 「Email 通信リソースを作成して開始する」をご覧ください。
Azure マネージド ドメインとカスタム ドメインの比較
Azure マネージド ドメインをプロビジョニングする前に、次の表を確認して、ニーズに最も適したドメインの種類を決定します。
Azure マネージド ドメイン | カスタム ドメイン | |
---|---|---|
長所: | - 設定がすばやく簡単 - ドメインの検証が不要 |
- 独自のドメインからメールを送信 |
短所: | - 送信者ドメインは個人用に設定されず、変更不可 - 送信者のユーザー名はカスタマイズ不可 - 送信ボリュームが非常に限られている - ユーザー エンゲージメント追跡を有効化できない |
- ドメイン レコードの検証が必要 - 検証のセットアップ時間が長くなります |
Azure マネージド ドメインをプロビジョニングする
「メール通信リソースを作成して開始する」で作成したメール通信サービス リソースの [概要] ページを開きます。
次のいずれかのオプションを使用して Azure マネージド ドメインを作成します。
- (オプション 1) [Add a free Azure subdomain] (無料の Azure サブドメインを追加する) で [1-click add] (1 クリックで追加) ボタンをクリックします。 手順 3 に進みます。
- (オプション 2) 左側のナビゲーション パネルで [Provision Domains] (ドメインのプロビジョニング) をクリックします。
- 上部のナビゲーション バーで [ドメインの追加] をクリックします。
- ドロップダウンから [Azure domain] (Azure ドメイン) を選択します。
デプロイが完了するまで待ちます。
ドメインが作成されると、新しいドメインを含むリスト ビューが表示されます。
プロビジョニングされたドメインの名前をクリックすると、ドメイン リソースの種類の概要ページが開きます。
Azure マネージド ドメインの送信者認証
メール認証のベスト プラクティスに関するページで説明されているように、Azure Communication Services では、メールに必要なメール認証プロトコルが自動的に構成されます。
これで、メール ドメインでメールを送信する準備ができました。
次のステップ
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