適用対象:
Databricks SQL
Databricks Runtime
省略可能な書式設定を使用して、タイムスタンプへの expr のキャストを返します。
構文
to_timestamp(expr [, fmt] )
引数
-
expr: タイムスタンプを表す STRING 式。 - fmt: 書式設定の STRING 式 (省略可能)。
戻り値
TIMESTAMP。
fmt を指定する場合は、Datetime パターンに準拠している必要があります。
fmt が指定されない場合、この関数は cast(expr AS TIMESTAMP) のシノニムです。
fmt の形式が正しくないか、それを適用すると整形式のタイムスタンプにならない場合は、この関数を使用するとエラーが発生します。
NULL の形式に誤りがある場合にエラーではなく expr を返すには、try_to_timestamp を使います。
注意
Databricks Runtime で spark.sql.ansi.enabled が false の場合、この関数は、タイムスタンプの形式に誤りがある場合のエラーではなく、NULL を返します。
例
> SELECT to_timestamp('2016-12-31 00:12:00');
2016-12-31 00:12:00
> SELECT to_timestamp('2016-12-31', 'yyyy-MM-dd');
2016-12-31 00:00:00