クイックスタート: Azure portal を使用した Azure Red Hat OpenShift クラスターのデプロイ

Azure Red Hat OpenShift は、クラスターをすばやくデプロイおよび管理できるマネージド OpenShift サービスです。 このクイックスタートでは、Azure portal を使用して Azure Red Hat OpenShift クラスターをデプロイします。

前提条件

Azure portal にサインインします。

操作方法: リソースにアクセスできる Microsoft Entra アプリケーションとサービス プリンシパルをポータルで作成する」にある説明のとおりにサービス プリンシパルを作成します。 クライアント ID と appID を必ず保存してください。

Microsoft.RedHatOpenShift リソースプロバイダーを登録します。 Azure portal を使用してリソース プロバイダーを登録する手順については、「リソース プロバイダーの登録」をご覧ください。

Azure Red Hat OpenShift クラスターを作成する

  1. Azure portal メニュー上または [ホーム] ページから、左上のページで 3 つの水平バーの下にある [すべてのサービス] を選択します。

  2. Azure Red Hat OpenShift クラスターを検索して選択します。

  3. [作成] を選択します

  4. [基本] タブで次のオプションを構成します。

    • プロジェクトの詳細:
      • Azure のサブスクリプションを選択します
      • Azure リソース グループを選択または作成します (myResourceGroup など)。
    • インスタンスの詳細:
      • Azure Red Hat OpenShift クラスターのリージョンを選択します。
      • OpenShift のクラスター名(myAROCluster など) を入力します。
      • [ドメイン名] を入力します。
      • [マスター VM サイズ][ワーカー VM サイズ] を選択します。
      • [ワーカー ノード数] (作成するワーカー ノードの数) を選択します。

    Basics tab on Azure portal

    Note

    [ドメイン名] フィールドには、ランダムな文字列が事前に設定されています。 OpenShift コンソールと API サーバーに対して自動生成される DNS 名の一部として使用されるドメイン名 (example.com など) や文字列またはプレフィックス (abc など) を指定できます。 リソース グループ名が指定されていない場合、このプレフィックスは、クラスター VM をホストするために作成されるリソース グループの名前の一部としても使用されます。

  5. [認証] タブで、次のセクションに入力します。

    [サービス プリンシパル情報] で、[新規作成] または [既存] を選択します。 既存のサービス プリンシパルを使用する場合は、次の情報を入力します。

    • [サービス プリンシパルのクライアント ID] は appId です。
    • [サービス プリンシパルのクライアント シークレット] は、暗号化解除された Secret 値です。

    注意

    サービス プリンシパルを作成する必要がある場合は、Azure Red Hat OpenShift クラスターでのサービス プリンシパルの作成と使用に関する記事を参照してください。

    [プル シークレット] で、Red Hat プル シークレット (クラスターのプル シークレットの復号化された値) を入力します。 プル シークレットがない場合は、このフィールドを空白のままにします。

    Screenshot that shows how to use the Authentication tab with Azure portal to create a service principal.

  6. [ネットワーク] タブで、必要なオプションを構成します。

    : OpenShift 4 を実行する Azure Red Hat OpenShift クラスターでは、2 つの空のサブネット (コントロール プレーン用に 1 つとワーカー ノード用に 1 つ) を持つ仮想ネットワークが必要です。

Networking tab on Azure portal

  1. [タグ] タブで、リソースを整理するためにタグを追加します。

Tags tab on Azure portal

  1. [確認および作成] を確認し、検証が完了したら、作成します。

Review + create tab on Azure portal

  1. Azure Red Hat OpenShift クラスターの作成には約 35 分から 45 分かかります。 デプロイが完了したら、次のいずれかの方法でリソースに移動します。
    • [リソースに移動] をクリックします。または
    • Azure Red Hat OpenShift クラスター リソース グループを参照し、Azure Red Hat OpenShift リソースを選択します。
      • 下のクラスター ダッシュボードの例では、myResourceGroup を参照し、myAROCluster リソースを選択しています。