このクイック スタートでは、Web インターフェイスを使用して Microsoft Planetary Computer Pro でコレクションを作成する方法について説明します。
[前提条件]
このクイック スタートを完了するには、次のものが必要です。
- アクティブなサブスクリプションを持つ Azure アカウント。 [アカウントの作成] リンク を無料で使用します。
- アクティブな GeoCatalog インスタンス。 リンクを使用して GeoCatalog を作成します。
Microsoft プラネタリー コンピューター Pro Web インターフェイスのナビゲーション
Microsoft プラネタリー コンピューター Pro Web インターフェイスは、地理空間データを管理できる Web ベースのプラットフォームです。 Web インターフェイスにアクセスするには、Azure portal の GeoCatalog リソースで提供される URI を使用します。
Web インターフェイスに入ると、プラネタリー コンピューター Pro ページに移動し、最近のコレクション (ある場合) と、新しいコレクションを作成するためのボタンが表示されます。
[ コレクション] ページには、コレクションの名前、説明、作成日、コレクションのサムネイルなど、コレクションの完全な一覧が表示されます。 名前キーワードまたは説明キーワードでコレクションを検索し、このページから新しいコレクションを作成することもできます。
[設定] ページでは、データ インジェストの重要な最初の手順であるインジェスト ソースを作成および管理できます。 インジェストの詳細については、「 インジェストの概要」を参照してください。
[エクスプローラー] ページでは、マップ上のデータを視覚化できます。 ここでは、コレクションの検索、STAC メタデータによるフィルター処理、資産の視覚化を行うことができます。 「クイック スタート: Microsoft Planetary Computer Pro Explorer を使用する」でエクスプローラーを使用する方法について説明します。
コレクションを作成する
- [プラネタリ コンピュータ プロ] ランディング ページまたは [コレクション] ページのいずれを使用している場合でも、[ コレクションの作成 ] ボタンを選択できます。 [ コレクションの作成 ] パネルに移動し、 STAC 仕様に準拠した JSON 形式でコレクションの詳細を入力します。
- [ コレクションの作成 ] パネルの JSON エディターのオプションは次のとおりです。
- 独自のコレクション JSON を記述する
- テンプレート コレクション JSON を使用する OR
- ローカル コンピューターからコレクション JSON をアップロードする
注
STAC コレクションの作成に使用する方法に関係なく、JSON ファイルには次のフィールドを含める必要があります。
フィールド | 必須 | 説明 |
---|---|---|
type |
必須 | に設定する必要がある STAC オブジェクトの型。 |
stac_version |
必須 | コレクションが準拠している STAC 仕様のバージョン。 |
stac_extensions |
コレクションで使用される STAC 拡張機能の一覧。 | |
id |
必須 | コレクション用の一意の識別子です。 |
title |
コレクションの 1 行のタイトル。 | |
description |
必須 | コレクションの説明。 |
keywords |
コレクションを記述するキーワードの一覧。 | |
license |
必須 | コレクションが公開されるライセンス。 |
providers |
コレクションのデータをキャプチャまたは処理するプロバイダーの一覧。 | |
extent |
必須 | コレクションの空間と時間の範囲。 |
summaries |
強くお勧めします | プロパティの概要 (値のセットまたは範囲) のマップ。 |
links |
必須 | コレクションのリンクの一覧。 |
assets |
コレクションのアセット オブジェクトのディクショナリ。それぞれが一意のキーを持ちます。 | |
item_assets |
視覚化に必要 | メンバー項目で見つかる資産のディクショナリ。 |
- JSON が完了したら、[ 作成 ] ボタンを選択してコレクションを作成します。 この選択により、コレクションの [概要 ] タブが表示されます。このタブでは、コレクションのメタデータの表示と編集、データ インジェストの管理、 エクスプローラーでの視覚化のためのコレクションの構成を行うことができます。
次のステップ
これでコレクションが作成されました。これで、データを取り込むことができます。