BTSTask コマンド ライン リファレンス
このセクションのトピックでは、BizTalk Serverに含まれる BTSTask コマンド ライン ツールのリファレンス情報を提供します。 BTSTask を使用すると、さまざまなアプリケーション展開作業をコマンド ラインから実行できます。その例を次に示します。
BizTalk アプリケーションを AddApp コマンドで BizTalk 管理データベースに追加する。
AddResource コマンドでアプリケーションにアイテムを追加する。
アプリケーションとそのアイテムを ExportApp コマンドで .msi ファイルにエクスポートする。
バインド情報を ExportBindings コマンドで .xml ファイルにエクスポートする。
ImportApp コマンドを使用して、.msi ファイルからアプリケーションをインポートする。
ImportBindings コマンドを使用して、.xml ファイルからバインド情報をインポートする。
ListApp コマンドを使用して、アプリケーションに含まれるアイテムを、ローカル一意識別子 (LUID) と共に一覧表示する。
特定の BizTalk グループを対象に、BizTalk 管理データベース内のすべてのアプリケーションを、ListApps コマンドを使用して一覧表示する。
ListPackage コマンドを使用して、.msi ファイル内のリソースを一覧表示する。
ListTypes コマンドを使用して、BizTalk Serverでサポートされているすべての成果物の種類を一覧表示します。
RemoveApp コマンドを使用して、BizTalk 管理データベースおよび BizTalk 管理コンソールからアプリケーションを削除する。
RemoveResource コマンドを使用して、アプリケーションからアイテムを削除する。
UninstallApp コマンドを使用して、アプリケーションをローカル コンピューターからアンインストールする。
重要
アプリケーションのインポート中に実行される処理前/処理後スクリプトで BTSTask コマンドを使用することはできません。 使用すると、インポートに失敗する場合があります。 スクリプトからは、インポート中に行われた変更を認識できないためです。
また、BTSTask の使用時に、コンソールの前景色を変更する方法を確認しておくことをお勧めします。 コンソールの背景色が白だと、BTSTask コンソールの出力が読みづらくなってしまうため、前景色の変更が必要になります。
Note
スクリプトの実行が完了すると、成功の場合はゼロ (0) が、失敗の場合はゼロ以外の値が返されます。