マップのリンク
リンクを使用して、入力インスタンス メッセージの要素や属性のデータを、出力インスタンスの要素や属性にコピーするときの基本的な機能を指定します。 送信元スキーマと送信先スキーマのレコード間およびフィールド間のリンクをデザイン時に作成しておくと、 実行時には、送信元スキーマに準拠した入力インスタンス メッセージから、送信先スキーマに準拠した出力インスタンス メッセージが作成されます。
BizTalk マッパーは、1 対 1 および 1 対多のリンクをサポートしています。 たとえば、送信元スキーマの単一のレコードまたはフィールドを、送信先スキーマの単一のレコードまたはフィールドに接続するようなリンクを作成する以外に、 送信元スキーマの単一のレコードまたはフィールドを、送信先スキーマの複数のレコードまたはフィールドに接続するようなリンクを作成することもできます。
送信元スキーマの複数のレコードまたはフィールドを Functoid に接続し、そこから、さらに、送信先スキーマの単一 (または複数) のレコードまたはフィールドに接続するようなリンクを作成することも可能です。 通常は、複数の送信元レコードまたはフィールドを、単一の送信先レコードまたはフィールドに直接接続することはできません。このような多対 1 のリンクでは警告が発生します。 これに対する 1 つの例外は、 ループ functoid です。 ループ Functoid の詳細については、「ループ Functoid」を参照してください。
このセクションの各トピックでは、BizTalk マッパーにおけるリンクの作成と使用に関連した概要が説明されています。