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一括コピー Functoid

一括コピー Functoid を使用すると、マップで any 要素と anyAttribute 要素を含むスキーマを使用できます。 これらの要素は、基本的に XML スキーマ定義言語に提供されているワイルドカードで、不明な構造や属性に一致します。

構造が不明なデータの処理に加えて、 一括コピー Functoid を使用すると、スキーマ開発を簡略化できます。処理されるスキーマの一部のみを詳細に指定する必要があります。

一括コピー Functoid は、一括コピー Functoid に接続されているソース スキーマ ノードに対応する入力インスタンス メッセージ内の要素をコピーします。 また、Functoid はサブ構造体をすべてコピーして、送信先スキーマのリンク先ノードの出力インスタンス メッセージに再作成します。 したがって、 一括コピー Functoid を使用して、同じサブ構造を持つソース レコードとコピー先レコードをコピーすることもできます。

次の図は、マップで使用される 一括コピー Functoid を示しています。

マス コピー Functoid Masscopyfunctoid の使用を示すマップ
一括コピー Functoid マップ

次のような入力インスタンス メッセージがあるとします。

<ns0:Root xmlns:ns0="http://MassCopy.ComplexDocument">  
    <PurchaseOrder>  
        <From>Kevin F. Browne</From>  
        <To>Northwind Traders</To>  
        <LineItems>  
            <Item>  
                <Product>Laptop Computer</Product>  
                <Description>Thin profile laptop</Description>  
                <Price>1999.95</Price>  
                <Quantity>1</Quantity>  
            </Item>  
        </LineItems>  
    </PurchaseOrder>  
</ns0:Root>  

このメッセージの処理に上の図に示したマップを使用すると、出力インスタンス メッセージは入力インスタンス メッセージと同一になります。

参照

マップに一括コピー Functoid を追加する方法
高度な Functoid
基本 Functoid
anyElement ノードおよび anyAttribute ノード間のリンク