"ノード名" プロパティ
BizTalk エディターでノードをスキーマ ツリーに挿入すると、ノードの名前が変更されるノードと名前が変更されないノードがあります。 基本的には、 Record ノード、 Field Element ノード、および Field Attribute ノードの名前を変更できます。 これらのノードに名前を指定すると、その名前は、スキーマで定義されるメッセージの XML 要素および XML 属性の名前として使用されます。
スキーマ ツリーでは、名前を変更できないノードが XML タグの形式で表示されます。つまり、より小さい () とより大きい (<>) 記号を使用します。 たとえば、スキーマ ノード、Choice Group ノード、Any Element ノード、および Any Attribute ノードは、スキーマ ツリー内でそれぞれ Schema>、Choice>、<Any>、<および <AnyAttribute> という名前<で表されます。 このような ノードの Node Name プロパティは読み取り専用です。
特定の Record ノード内に、同じ名前の 2 つの Field Attribute ノードを含めることはできません。 ただし、同じ Record ノードの子ノードと同じ名前を持つ複数の Field Element ノードまたは Record ノードは、すべて同じデータ型を持っている限り (Field Element ノードのデータ型プロパティまたは Record ノードのデータ構造型で指定されている) 限り、使用できます。
Record ノード、Field Element ノード、および Field Attribute ノードに名前を付ける場合は、スキーマで定義されているメッセージ内でその要素または属性の役割を説明する名前を使用します。 たとえば、アドレス構造にユーザーの名を格納するために使用される Field 要素 ノードの名前には、FirstName が適している可能性があります。 名 (ファースト ネーム) が James の XML インスタンス メッセージの場合、対応する要素は、次のようになります。
<FirstName>James</FirstName>
Record ノード、Field Element ノード、および Field Attribute ノードの名前を変更する場合は、ノード名ですべての文字が使用できるわけではないことに注意してください。 これらの許可されていない文字の詳細については、「エンコードされる ノード名文字」を参照してください。 BizTalk エディターでは、使用できない文字をエンコードすることによって使用可能にできますが、このような文字はできるだけ使用しないことをお勧めします。 許可されていない文字のエンコード方法については、「 ノード名文字のエンコード方法」を参照してください。
ノード名で使用できない文字に加えて、スキーマの XSD 表現でエンコードされていない限り、C# 予約語をスキーマ ツリー内のルート ノードの名前 (有効な RootNode TypeName プロパティ値を指定しない限り) またはスキーマ ファイル名として使用しないでください。