ObjectReferenceTracker.AddReference メソッド

定義

このメソッドは、参照追跡一覧に参照を追加します。

public:
 void AddReference(System::String ^ objectNameOrID, Microsoft::SqlServer::Dts::Runtime::DTSObjectReferenceType refType, int % refListID);
public void AddReference (string objectNameOrID, Microsoft.SqlServer.Dts.Runtime.DTSObjectReferenceType refType, ref int refListID);
member this.AddReference : string * Microsoft.SqlServer.Dts.Runtime.DTSObjectReferenceType * int -> unit
Public Sub AddReference (objectNameOrID As String, refType As DTSObjectReferenceType, ByRef refListID As Integer)

パラメーター

objectNameOrID
String

一覧を所有するオブジェクトの名前または ID です。追跡する新しい参照は、この一覧に追加します。

refType
DTSObjectReferenceType

追跡する参照の種類。有効な値は、列挙体にあります DTSObjectReferenceType

refListID
Int32

参照一覧の ID です。

注釈

このメソッドは、objectNameOrID パラメーターで指定した名前のオブジェクトの参照を、指定した refType で参照一覧に追加します。この参照の種類は refListID で指定します。 一覧を作成する場合は、refListID に 0 を渡します。 このメソッドが値を返す際に、新しく作成された一覧の ID が refListID に格納されます。この一覧には新しいエントリが 1 つ含まれます。 返された refListID を後続の呼び出しで使用することにより、同じ一覧に別の参照を追加できます。

このメソッドは、参照トラッカー システムから参照リスト全体を削除します。 一覧を所有するオブジェクトが破棄される際に、このメソッドを呼び出す必要があります。 一覧を所有するオブジェクトが更新され、新しい一覧の作成が必要である場合にも、このメソッドが役立ちます。 たとえば、条件分割変換で出力時の式が変更された場合に、この式の参照一覧を破棄し、新しい式を解析して新しい一覧を作成できます。

refListID パラメーターは、AddReference メソッドを使用して新しい一覧が生成されるときに作成されます。 AddReference メソッドは、新しく作成された一覧の ID を含む refListID を返します。 この refListID を後続の呼び出しで使用すると、同じ一覧に別の参照を追加したり、一覧から参照を削除したり、一覧を破棄したりできます。また、SetListInfo メソッドでこのパラメーターを使用することもできます。

適用対象