System.Threading.Tasks.Dataflow 名前空間

粒度の粗いデータ フローおよびパイプライン処理タスクのためのインプロセス メッセージ パッシングをサポートする、アクターベースのプログラミング モデルが提供されています。

クラス

ActionBlock<TInput>

すべての受信データ要素の Action<T> の指定されたデリゲートを呼び出すデータ フローのブロックを提供します。

BatchBlock<T>

入力を配列にバッチ処理するデータフロー ブロックを提供します。

BatchedJoinBlock<T1,T2>

1 つ以上のターゲットに適用された、型が異なる可能性のある指定された数の入力をバッチ処理するデータ フロー ブロックを提供します。

BatchedJoinBlock<T1,T2,T3>

1 つ以上のターゲットに適用された、型が異なる可能性のある指定された数の入力をバッチ処理するデータ フロー ブロックを提供します。

BroadcastBlock<T>

一度に最大で 1 個の要素を格納し、各メッセージを受信した次のメッセージで上書きするバッファーを提供します。

BufferBlock<T>

データフローのデータを格納するバッファーを提供します。

DataflowBlock

データフロー ブロックを操作する静的 (Visual Basic の場合は共有) メソッドのセットを提供します。

DataflowBlockOptions

データ フロー ブロックで実行される処理の構成に使用するオプションを提供します。

DataflowLinkOptions

データフロー ブロック間のリンクを構成するために使用されるオプションを提供します。

ExecutionDataflowBlockOptions

ユーザー指定デリゲートの呼び出しにより各メッセージを処理するデータフロー ブロックで実行される、処理の構成に使用するオプションを提供します。 これらは ActionBlock<TInput> および TransformBlock<TInput,TOutput> のようなデータ フローのブロックです。

GroupingDataflowBlockOptions

複数のメッセージを 1 つにグループ化するデータフロー ブロックで実行される処理の構成に使用するオプションを提供します。 これらは JoinBlock<T1,T2> および BatchBlock<T> のようなデータ フローのブロックです。

JoinBlock<T1,T2>

型が異なる可能性のある複数のデータフロー ソースとの間で結合するデータフロー ブロックを提供します。このデータフロー ブロックは、型ごとに 1 つの項目が到着するのを待機してから、型ごとに 1 つの項目から成るタプルとしてまとめて解放されます。

JoinBlock<T1,T2,T3>

型が異なる可能性のある複数のデータフロー ソースとの間で結合するデータフロー ブロックを提供します。このデータフロー ブロックは、型ごとに 1 つの項目が到着するのを待機してから、型ごとに 1 つの項目を含むタプルとしてまとめて解放されます。

TransformBlock<TInput,TOutput>

すべての受信データ要素の Func<T,TResult> の指定されたデリゲートを呼び出すデータ フローのブロックを提供します。

TransformManyBlock<TInput,TOutput>

すべての受信データ要素の Func<T,TResult> の指定されたデリゲートを呼び出すデータ フローのブロックを提供します。

WriteOnceBlock<T>

データフロー ブロックのネットワークで、最大 1 個の要素を受け取り格納するバッファーを提供します。

構造体

DataflowMessageHeader

データフロー ブロック間で受け渡すデータ属性のコンテナーを提供します。

インターフェイス

IDataflowBlock

データ フロー ブロックを表します。

IPropagatorBlock<TInput,TOutput>

データのターゲットとデータのソースの両方であるデータフローのブロックを表します。

IReceivableSourceBlock<TOutput>

リンクせずにメッセージの受信をサポートするデータフロー ブロックを表します。

ISourceBlock<TOutput>

データのソースであるデータフロー ブロックを表します。

ITargetBlock<TInput>

データのターゲットであるデータフロー ブロックを表します。

列挙型

DataflowMessageStatus

データフロー ブロック間で渡されるとき、DataflowMessageHeader の状態を表します。

注釈

注意

TPL データフロー ライブラリ (System.Threading.Tasks.Dataflow 名前空間) は、.NET と一緒には配布されません。 Visual Studio に System.Threading.Tasks.Dataflow 名前空間をインストールするには、プロジェクトを開き、 [プロジェクト] メニューの [NuGet パッケージの管理] をクリックし、System.Threading.Tasks.Dataflow パッケージをオンラインで検索します。 または、.NET Core CLI を使ってインストールするには、dotnet add package System.Threading.Tasks.Dataflow を実行します。

詳細については、データフローのページをご覧ください。