DataColumn オブジェクト (Visio)
データ レコードセットの列のプロパティから Microsoft Visio のシェイプシートのセルに、カスタム マッピングできるようにします。
注意
この Visio オブジェクトまたはメンバーは Visio Professional 2013 のライセンス ユーザーのみが使用できます。
DataColumn オブジェクトの既定のプロパティは Name で、関連付けられているデータ レコードセット内のデータ列の名前を返します。
Visible プロパティは、[外部データ] ウィンドウにデータ列が表示されるかどうかを指定します。
DataColumn オブジェクトの多くのプロパティは、データにリンクされている図形のシェイプシートの [Shape Data] セクションの列と密接に対応します。 たとえば、Visio ユーザー インターフェイスの [外部データ] ウィンドウに関連付けられているデータ列の名前を指定する DisplayName プロパティは、[図形データ] セクションの [ラベル] 列に対応し、[ 図形 データ] ダイアログ ボックスの特定の図形データ項目に表示されるラベルを制御します。
Visio ユーザー インターフェイスの [列の設定] ダイアログ ボックスで DisplayName プロパティの値を設定することもできます ([外部データ] ウィンドウを右クリックし、[列の設定] を選択します)。
注意
読み取り専用 Name プロパティは、データ列を含むデータ レコードセット内のデータ列のプログラム名を指定しますが、 DisplayName プロパティの値を指定できます。
注意
Visio 2003 およびそれ以前のパージョンでは、図形データはカスタム プロパティと呼ばれていました。
GetProperty メソッドを使用して、指定したデータ列プロパティの値を取得します。 データ列のプロパティは、Visio タイプ ライブラリで宣言されている VisDataColumnProperties の列挙値のいずれかである必要があります。
VisDataColumnProperties のメンバーから指定するデータ列プロパティの値を設定するには、SetProperty メソッドを使用します。 SetProperty トピックには、許可されるデータ列の種類とプロパティ設定のマトリックスを示すテーブルが含まれています。 これらの設定は、個々の列の [ 種類と設定] ダイアログ ボックスで設定できる設定に対応します ([ 列の設定] ダイアログ ボックスで列を選択し、[ データ型] を選択します)。
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