DataLabel オブジェクト (Word)
グラフのデータ要素または近似曲線のデータ ラベルを表します。
データ系列の場合、 DataLabel オブジェクトは DataLabels コレクションのメンバーです。 DataLabels コレクションは各データ要素の DataLabel オブジェクトを含みます。 面グラフのデータ系列でデータ ラベルを項目名に設定した場合のように、各データ要素ごとに扱うことができないデータ系列では、DataLabels コレクションに含まれる DataLabel オブジェクトは 1 つだけです。
単一の DataLabel オブジェクトを返すには、DataLabels (index) を使用します。index はデータ ラベルのインデックス番号です。 次の使用例は、作業中のドキュメントで、最初のグラフの最初のデータ系列の 5 番目のデータ ラベルに、数値の表示形式を設定します。
With ActiveDocument.InlineShapes(1)
If .HasChart Then
.Chart.SeriesCollection(1).DataLabels(5).NumberFormat = "0.000"
End If
End With
Point.DataLabel プロパティを使用して、1 つのポイントの DataLabel オブジェクトを取得します。 次の使用例は、作業中のドキュメントで最初のグラフの最初のデータ系列にある 2 番目のデータ要素のデータ ラベルをオンにして、データ ラベルの文字列を "Saturday" に設定します。
With ActiveDocument.InlineShapes(1)
If .HasChart Then
With .Chart.SeriesCollection(1).Points(2)
.HasDataLabel = True
.DataLabel.Text = "Saturday"
End With
End If
End With
近似曲線を対象にした場合、 Trendline.DataLabel プロパティは近似曲線と共に表示される文字列を返します。 返される文字列は、方程式か R-2 乗値で、両方が表示されているときは両方が返されます。 次の使用例は、作業中の文書の最初のグラフにあるデータ系列 1 の近似曲線 1 のラベルに、方程式の文字列だけが表示されるように設定します。
With ActiveDocument.InlineShapes(1)
If .HasChart Then
With .Chart.SeriesCollection(1).Trendlines(1)
.DisplayRSquared = False
.DisplayEquation = True
End With
End If
End With
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