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Range.GoTo メソッド (Word)

ページ、ブックマーク、フィールドなど、指定された項目の開始位置を表す Range オブジェクトを返します。

構文

GoTo( What , What , Count , Name )

expression 必須です。 Range オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
What 省略可能 バリアント型 (Variant) 範囲の移動先となる項目の種類。 wdGoToItem クラスの定数の 1 つを指定できます。
Which 省略可能 バリアント型 (Variant) 範囲の移動先となる項目。 wdGoToDirection クラスの定数の 1 つを指定できます。
Count 省略可能 バリアント型 文書内の項目の数。 既定値は、1 です。 正の値のみが有効です。 範囲の前にある項目を指定するには、Which として wdGoToPrevious を使用して、引数 Count の値を指定します。
Name 省略可能 バリアント型 (Variant) 場合、どのような引数は、 wdGoToBookmarkwdGoToCommentwdGoToField 、または wdGoToObject は、この引数で名前を指定します。 正の値のみが有効です。 範囲の前にある項目を指定するには、Which として wdGoToPrevious を使用して、引数 Count の値を指定します。

注釈

次の使用例は、指定範囲を 2 行上に移動します。

ActiveDocument.Range.GoTo What:=wdGoToLine, Which:=wdGoToPrevious, Count:=2

次の使用例は、次の DATE フィールドに移動します。

ActiveDocument.Range.GoTo What:=wdGoToField, Name:="Date"

次の使用例は、指定範囲を文書の 4 行目に移動します。

ActiveDocument.Range.GoTo What:=wdGoToLine, Which:=wdGoToAbsolute, Count:=4

次の 2 つの使用例は同じ操作を行います。これらはどちらも指定範囲を文書内の先頭見出しに移動します。

ActiveDocument.Range.GoTo What:=wdGoToHeading, Which:=wdGoToFirst 
ActiveDocument.Range.GoTo What:=wdGoToHeading, Which:=wdGoToAbsolute, Count:=1

WdGoToGrammaticalError使用する 、または wdGoToSpellingError 定数と、 GoTo メソッドを使用する場合、エラー テキストの文章校正またはスペル エラーのテキストが返される 範囲 に含まれます。

次の使用例は、作業中の文書の 5 番目の文末脚注記号の直前にカーソル位置を移動します。

If ActiveDocument.Endnotes.Count >= 5 Then 
 ActiveDocument.Range.GoTo What:=wdGoToEndnote, _ 
 Which:=wdGoToAbsolute, Count:=5 
End If

次の使用例は、作業中の文書の最初の脚注記号を R1 に格納します。

If ActiveDocument.Footnotes.Count >= 1 Then 
 Set R1 = ActiveDocument.Range.GoTo(What:=wdGoToFootnote, _ 
 Which:=wdGoToFirst) 
 R1.Expand Unit:=wdCharacter 
End If

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