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SynonymInfo オブジェクト (Word)

指定範囲または特定の文字列の類義語、反義語、関連用語、または関連表現に関する情報を表します。

注釈

SynonymInfo プロパティを使用して SynonymInfo オブジェクトを取得します。 範囲または Microsoft Office Word から SynonymInfo オブジェクトが返されます。 検索する単語または語句、および校正言語の ID を指定する場合は、Word から返されました。 範囲から返された場合は、検索する単語として指定した範囲が使用されます。 次の使用例は、Word から SynonymInfo オブジェクトを返します。

temp = SynonymInfo(Word:="meant", LanguageID:=wdEnglishUS).Found

次の使用例は、範囲から SynonymInfo オブジェクトを返します。

temp = Selection.Range.SynonymInfo.Found

Found プロパティは、前の例で使用されているは、情報が指定した範囲または単語の類義語辞典で見つかった場合に True を返します。 ただし、類義語がある以外にも関連用語、関連表現、または反義語が見つかった場合にだけでなくことこのプロパティは True を返します。

SynonymInfo オブジェクトのプロパティの多くを返す バリアント型 文字列の配列が含まれています。 これらのプロパティを使用する場合、返される配列を変数に代入して、配列内の要素を表示する変数のインデックスを作成できます。 次の使用例では、選択した単語または語句の最初の意味に関連する類義語の一覧を Slist に格納します。 UBound 関数は、配列の上限を検索し、メッセージ ボックスに、各要素が表示されます。

Slist = Selection.Range.SynonymInfo.SynonymList(1) 
For i = 1 To UBound(Slist) 
 Msgbox Slist(i) 
Next i

コード内の潜在的なエラーを防ぐために MeaningCount プロパティの値をチェックすることができます。 次の例では、選択範囲の単語または語句の 2 番目の意味の類義語の一覧を取得し、これらの類義語を イミディエイト ウィンドウが表示されます。

Set synInfo = Selection.Range.SynonymInfo 
If synInfo.MeaningCount >= 2 Then 
 synList = synInfo.SynonymList(2) 
 For i = 1 To UBound(synList) 
 Debug.Print synList(i) 
 Next i 
Else 
 MsgBox "There is no second meaning for the selection." 
End If

関連項目

Word オブジェクト モデル リファレンス

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