Get-SearchDocumentFormat

このコマンドレットは、オンプレミスの Exchange およびクラウド ベースのサービスで使用できます。 一部のパラメーターおよび設定は、いずれかの環境専用となっている場合があります。

Get-SearchDocumentFormat コマンドレットを使用して、Exchange Search でサポートされているファイル形式の詳細を取得します。

以下の構文セクションのパラメーター セットの詳細については、「Exchangeのコマンドレット構文」を参照してください。

構文

Get-SearchDocumentFormat
   [[-Identity] <SearchDocumentFormatId>]
   [-Server <ServerIdParameter>]
   [<CommonParameters>]

説明

Exchange Search には、多くのファイル形式のインデックス作成の組み込みサポートが含まれています。 Get-SearchDocumentFormat コマンドレットからの出力には、サポートされている各ファイル形式に関する詳細が含まれます。これには、ファイル形式に対してコンテンツ インデックス作成が有効になっているかどうか、フォーマット ハンドラー、ファイル拡張子 (.docx など) が含まれます。

このコマンドレットを実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。 このトピックにはこのコマンドレットのすべてのパラメーターが一覧表示されていますが、自分に割り当てられているアクセス許可に含まれていない一部のパラメーターにはアクセスできません。 コマンドレットを組織内で実行するために必要になるアクセス許可とパラメーターを調べるには、「 Find the permissions required to run any Exchange cmdlet」を参照してください。

例 1

Get-SearchDocumentFormat

この例では、Exchange Search によってサポートされるすべてのファイル形式の一覧を取得します。

例 2

Get-SearchDocumentFormat docx | Format-List *

この例では、docx ファイル形式のすべてのプロパティを取得します。

パラメーター

-Identity

Identity パラメーターは、ファイル形式の ID を指定します。

Type:SearchDocumentFormatId
Position:1
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:True
Accept wildcard characters:False
Applies to:Exchange Server 2013, Exchange Server 2016, Exchange Server 2019, Exchange Online

-Server

このパラメーターは、オンプレミスの Exchange でのみ使用できます。

Server パラメーターは、このコマンドの実行先となる Exchange サーバーを指定します。 サーバーを一意に識別する任意の値を使用できます。 次に例を示します。

  • 名前
  • FQDN
  • 識別名 (DN)
  • Exchange の従来の DN

このパラメーターを使用しない場合、コマンドはローカル サーバー上で実行されます。

Type:ServerIdParameter
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:Exchange Server 2013, Exchange Server 2016, Exchange Server 2019

入力

Input types

このコマンドレットに使用できる入力の種類を確認するには、「コマンドレットの入力および出力の種類」をご覧ください。 コマンドレットで入力の種類のフィールドが空白の場合、そのコマンドレットには入力データを指定できません。

出力

Output types

このコマンドレットに使用できる戻り値の型 (出力の種類) を確認するには、「コマンドレットの入力および出力の種類」をご覧ください。 出力の種類のフィールドが空白の場合、コマンドレットはデータを返しません。