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Shadow 初期化変数

プロジェクトシャドウ フォルダを指定します。Srcsafe.ini ファイルだけに設定します。

セキュリティに関するメモ   Visual SourceSafe プロジェクト用のシャドウ フォルダを作成する場合、Visual SourceSafe フォルダに対する Windows のユーザー権限は、シャドウ フォルダには継承されません。Visual SourceSafe の管理者またはユーザーである Windows のシャドウ フォルダ ユーザーには、読み取り権限と書き込み権限を与えてください。また、シャドウ フォルダの読み取り専用ユーザーとなる Windows ユーザーには、読み取り権限だけを与えてください。.詳細については、「シャドウ フォルダの作成」を参照してください。

構文

Shadow = <シャドウ フォルダ>

M:\Masters\Word を $/Word プロジェクトのシャドウ フォルダに指定する場合。

[$/WORD]
Shadow = M:\MASTERS\WORD

解説

この変数を設定すると、プロジェクトに対応するシャドウ フォルダが指定されます。シャドウ フォルダには、対応するプロジェクトの内容がそのまま反映され、プロジェクトに変更が加えられると、シャドウ フォルダも変更を反映した内容に更新されます。この変数を設定する前に、シャドウ フォルダを作成し、対応するプロジェクト内のすべてのファイルをコピーする必要があります。[最新バージョンの取得] を実行すると、ファイルを簡単にコピーできます。シャドウ フォルダ内のファイルは常に最新の状態に更新され、Visual SourceSafe データベースの対象プロジェクトにファイルを追加、または削除すると、シャドウ フォルダの内容も更新されます。

シャドウ フォルダは、ユーザーの作業フォルダとは違うフォルダを指定します。シャドウ フォルダは、常に対象プロジェクトと同じ状態に維持され、プログラムのビルドやコードの参照に利用することができます。

この変数を Srcsafe.ini ファイル内で設定するには、Visual SourceSafe アドミニストレータで [ツール] メニューの [オプション] をクリックし、[Visual SourceSafe オプション] ダイアログ ボックスの [シャドウ フォルダ] タブで [シャドウ フォルダを設定するプロジェクト] の設定を行ってください。[シャドウ フォルダ] タブで設定した場合、[最新バージョンの取得] を実行する必要はありません。

参照

初期化変数 | シャドウ フォルダの利用