-G コマンド ライン オプション
Get コマンドを実行すると、Visual SourceSafe データベース内の特定のプロジェクトが作業フォルダにコピーされます。この取得処理は、Checkout、Undocheckout、Share などのコマンドでも自動的に実行されます。
これらのコマンドの実行時に -G オプションを使用すると、取得処理のオプションを指定できます。これらのオプションを初期化ファイル SS.INI ファイルで設定すると、コマンドごとに取得処理の方法を指定することもできます。
次の表は、-G オプションの使い方の一覧です。
| オプション | 説明 |
|---|---|
| -G- | ファイルを取得しません。 |
| -GCC | ファイルの内容を比較し、ローカル コピーが最新バージョンかどうかをチェックします。 |
| -GCD | ファイルの日時を比較し、ローカル コピーが最新のバージョンかどうかをチェックします。 |
| -GCK | ファイルのチェックサムを比較し、ローカル コピーが最新のバージョンかどうかをチェックします。 |
| -GF | 実行時に指定すると、初期化変数 Force_Dir が Yes として処理されます。 |
| -GF- | 実行時に指定すると、初期化変数 Force_Dir が No として処理されます。 |
| -GL<パス名> | ファイルを指定のフォルダ パスに取得します。カレント フォルダや作業フォルダ以外に取得するときに使用します。 |
| -GN | テキスト ファイルの改行コードとして、ライン フィード文字 (LF) を使用します。 |
| -GR | テキスト ファイルの改行コードとして、キャリッジ リターン文字 (CR) を使用します。 |
| -GRN | テキスト ファイルの改行コードとして、キャリッジ リターンとライン フィード (CR/LF) を使用します。 |
| -GTC | ローカル コピーに現在の日時を設定します。 |
| -GTM | ローカル コピーに、そのファイルが最後に変更された日時を設定します。 |
| -GTU | ローカル コピーに、そのファイルが最後にチェックインされた日時を設定します。 |
| -GWA | ローカル コピーが書き込み専用な場合、そのローカル コピーの置き換え、マージ、処理のスキップのいずれかの処理の選択を求めるメッセージを表示します。Get コマンドおよび Checkout コマンドで使用できます。 |
| -GWM | ローカル コピーが書き込み可能な場合、そのローカル コピーをマージします。Get コマンドおよび Checkout コマンドで使用できます。 |
| -GWR | ローカル コピーが書き込み専用な場合、そのローカル コピーを置き換えます。Get コマンドおよび Checkout コマンドで使用できます。 |
| -GWS | ローカル コピーが書き込み専用な場合、そのローカル コピーに対する処理をスキップします。Get コマンドおよび Checkout コマンドで使用できます。 |
参照
コマンド ライン オプション | Force_Dir 初期化変数 | Visual SourceSafe コマンド ラインの利用