Force_Dir 初期化変数
Dir 初期化変数の設定値の適用範囲を指定します
構文
Force_Dir = {Yes|No}
例
Dir 初期化変数の通常の使用方法を指定する場合。
Force_Dir = Yes
解説
Dir 初期化変数は、プロジェクトの作業フォルダの設定に使用されます。Visual SourceSafe エクスプローラでファイルを取得するとき、Dir 変数で指定されているフォルダにファイルがコピーされます。Force_Dir 変数の設定値を No に設定すると、Dir 変数の設定は、そのプロジェクトのファイルの操作だけに適用されます。Force_Dir 変数が既定値の Yes に設定されている場合は、更に次のような場合にも Dir 変数の設定値が適用されます。
- コマンド ラインでファイルを取得またはチェックアウトすると、そのファイルはカレント フォルダにコピーされます。ただし、初期化変数 Force_Dir の設定値が Yes の場合には、カレント フォルダに関係なく、カレント プロジェクトの作業フォルダにコピーされます。
- あるプロジェクトのファイルをサブプロジェクトも含めて再帰的に取得すると、各サブプロジェクトにサブフォルダが作成されます。たとえば、サブプロジェクト HELLO に対して、HELLO というフォルダが作成されます。したがって、プロジェクトの一覧がディレクトリ ツリーにコピーされます。ただし、Force_Dir 変数が Yes に設定されていると、サブプロジェクトは、メイン フォルダのサブフォルダではなく、各プロジェクトに設定された作業フォルダ内に作成されます。
この設定は、[Visual SourceSafe オプション] ダイアログ ボックスの [コマンド ライン オプション] タブをクリックし、[カレント プロジェクトを基に作業フォルダを設定] を使って行うこともできます。
参照
初期化変数 | [コマンド ライン オプション] タブ ([Visual SourceSafe オプション] ダイアログ ボックス) | [最新バージョンの取得] コマンド ([ソース コード管理] メニュー)