[ファイルの種類] タブ - Visual SourceSafe アドミニストレータ
Visual SourceSafe で表示されるファイルの種類に関連するオプションを設定します。
解説
Visual SourceSafe では、多くのダイアログ ボックスにファイル リストが表示されます。ユーザーは、ファイル リストから、処理に応じて複数のファイルを選択できます。このタブを使用すると、表示されるファイルの種類を、作業に応じて特定できます。たとえば、Microsoft Visual C++ を使用している開発者の場合は、拡張子が .c、.h、.obj、および .exe のファイルのみを、また、Microsoft Visual Basic を使用している開発者の場合は、拡張子が .vbproj のファイルのみを取得できます。拡張子が .Sln のファイルは、使用する言語に関係なく取得できます。
メモ このタブで加えた変更内容を有効にするには、アドミニストレータ プログラムを終了し、すべてのユーザーに対して、Visual SourceSafe エクスプローラを閉じて再起動するように通知する必要があります。
[ファイルの種類] タブを表示するには
- [ツール] メニューの [オプション] をクリックします。
- ダイアログ ボックスの [ファイルの種類] タブをクリックします。
オプション
[バイナリ ファイル] ボックス
指定した種類のファイルが、常にバイナリ ファイルとして認識されます。この設定は、Visual SourceSafe によるテキスト ファイルとバイナリ ファイルの自動検出よりも優先されます。たとえば、このボックスに *.obj、*.xls、*.frx の 3 種類を指定すると、オブジェクト ファイル、Microsoft Excel のワークシート、および Microsoft Visual Basic の .frx ファイルはバイナリ ファイルとして認識されます。
[ファイル グループ] ボックス
ファイルの種類を処理別にグループ分けできます。[ファイル グループ内のファイルの種類] ボックスと共に使用します。指定したグループは、ほとんどのダイアログ ボックスの [ファイルの種類] に表示されます。処理別にグループを指定すると、必要な種類のファイルのみを表示できます。
[追加] ボタン
表示するファイル グループを追加します。[ファイル グループの追加] ダイアログ ボックスで、"VC" または "VB" のように、追加するグループの名前を入力します。
[削除] ボタン
選択したグループを削除します。
[ファイル グループ内のファイルの種類] ボックス
[ファイル グループ] ボックスで選択しているグループに含まれるファイルの種類を表示します。グループの定義を変更する場合は、[ファイル グループ] ボックスでグループを選択し、[ファイル グループ内のファイルの種類] ボックスで拡張子を追加または削除します。
[OK] ボタン
設定を確定します。
[キャンセル] ボタン
設定を取り消します。
参照
Visual SourceSafe でのバイナリ ファイルの扱い | Visual SourceSafe 6.0 の機能 | Visual SourceSafe アドミニストレータのダイアログ ボックス