Site Server ILS サービスの構成
ネットワーク上で IP マルチキャスト会議を公開するために、Site Server ILS サービスをインストールしました。このサービスをインストールすることによって、公開された IP マルチキャスト会議をユーザーが参加できる会議としてダイヤラに表示することが可能になります。
注意
ILS は、3 台のサーバーで構成されている IIS ネットワーク負荷分散クラスタのすべてのメンバにインストールしなければなりません。
Site Server ILS サービスを SEA-NA-IIS-01 (SEA-NA-IIS-02 、 SEA-NA-IIS-03) にインストールするには
Administrator のアクセス許可を割り当てられているローカル コンピュータ アカウントを使用して、SEA-NA-IIS-01 (SEA-NA-IIS-02、SEA-NA-IIS-03) にログオンします。
[スタート] メニューから [設定] をポイントし、[コントロール パネル] をクリックして、[アプリケーションの追加と削除] をダブルクリックします。
[アプリケーションの追加と削除] ウィンドウで、[Windows コンポーネントの追加と削除] をクリックします。
[コンポーネント] ボックスの一覧から [ネットワーク サービス] を選択 (チェック ボックスをオンにしないで) して、[詳細] をクリックします。
[ネットワーク サービスのサブコンポーネント] ボックスの一覧から [Site Server ILS サービス] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。
[次へ] をクリックします。
インストール メディアを要求された場合は、要求に応じて CD-ROM の挿入などを行います。
[完了] をクリックします。
Site Server ILS サービスが IIS サーバーに正しくインストールされていることを検証するには
[マイ コンピュータ] を右クリックし、[管理] をクリックします。
[サービスとアプリケーション] を展開し、[サービス] をクリックします。
右側の詳細ウィンドウの一覧をスクロールして [Site Server ILS Service] を探し出します。その項目の [状態] 列が [開始] と表示され、[スタートアップの種類] 列が [自動] と表示されていることを確認します。
[コンピュータの管理] スナップインを閉じます。
Site Server ILS サービスの場所を Active Directory 内で公開するには
ILS サーバー SEA-NA-IIS-01 (SEA-NA-IIS-02、SEA-NA-IIS-03) にログオンします。
[スタート] メニューから [プログラム] をポイントし、[アクセサリ] をポイントして、[コマンド プロンプト] をクリックします。
ILS サーバーを公開するために、次のコマンドを入力し、ENTER キーを押します。
ilscfg server_name /publish (上のコマンドの server_name には、サーバー名として sea-na-iis-01、sea-na-iis-02、 または sea-na-iis-03 を指定します)
ILS サーバーの公開が成功した場合は、次のメッセージが表示されます。
サービスが登録されました。
コマンド プロンプトを閉じます。
関連するセットアップ手順
Site Server ILS サービスの構成
関連資料
Windows 2000 リソース キットの詳細については、こちらを参照してください。
注意
このシナリオにおいて、コンピュータおよびデバイスを構成するために使用した手続きは、サンプルとして紹介したものです。実際のネットワークでは、類似したコンピュータおよびデバイスを構成する場合でも、必要になる手順はそれぞれのケースで異なります。さらに各シナリオでは、目的とする機能を実現するために必要な手順だけを示しています。運用ネットワークにおいて必要になる、その他の手順については取り上げていません。すべてのシナリオは、特に表記しない限り Windows 2000 を使用してテストされています。また、ブラウザとして Microsoft Internet Explorer 5 以上を推奨します。