ビデオ会議の構成のテスト
IP マルチキャスト ビデオ会議を導入する手順をすべて正しく実行できたことを検証するために、以下の作業を実施しました。
IIS サーバーをダイヤラのディレクトリ リストに追加するには
Domain User のアクセス許可を割り当てられている Noam ドメイン内のアカウントを使用して、SEA-NA-CLNT-01 (VAN-NA-CLNT-01) にログオンします。
[スタート] メニューから [プログラム] をポイントし、[アクセサリ] をポイントして、[通信] をポイントし、[ダイヤラ] をクリックします。
次の手順を実行して、SEA-NA-IIS-01、SEA-NA-IIS-02、および SEA-NA-IIS-03 の各 ILS ディレクトリの場所をダイヤラ アプリケーションに追加します。
1. [編集] メニューの [ディレクトリの追加] をクリックします。
2. [ディレクトリ名] ボックスの一覧からダイヤラに追加するディレクトリをクリックします。
3. [追加] をクリックします。
ビデオ会議を VAN-NA-CLNT-01 から作成するには
注意
ビデオ会議は、SEA-NA-CLNT-01 と VAN-NA-CLNT-01 のどちらからでも作成することが可能です。
Domain User のアクセス許可を割り当てられている Noam ドメイン内のアカウントを使用して、VAN-NA-CLNT-01 にログオンします。
[スタート] メニューから [プログラム] をポイントし、[アクセサリ] をポイントして、[通信] をポイントし、[ダイヤラ] をクリックします。
左側のコンソール ツリーで [SEA-NA-IIS-01.noam.reskit.com] を展開し、[会議] をクリックします。
[電話] メニューの [新しい会議] をクリックします。
[会議のプロパティ] ダイアログ ボックスで、[名前] ボックスにビデオ会議の名前を入力します。この例では、既定値の Administrator's Conference をそのまま使用しました。
[説明] ボックスにビデオ会議の説明を入力します。
[会議の時間] の [開始] ボックスにビデオ会議の開始時刻を、[停止] ボックスに終了時刻をそれぞれ入力します。ここまでの作業が終了した状態の [会議のプロパティ] ダイアログ ボックスを図 1 に示します。
図 1: [会議のプロパティ] ダイアログ ボックス
[OK] をクリックします。
注意
ビデオ会議の開始時刻と終了時刻を設定しても、これらの情報に基づいて会議が開かれることを知らせるメッセージが参加者に送信されるわけではありません。単に会議が開かれる日付と時間のスケジュールが設定されるだけであり、参加者はその時間内ならいつでも自由に会議に参加することができます。ビデオ会議が開かれることを参加者に通知するには、電子メールなどのほかの手段を使用しなければなりません。
ビデオ会議に SEA-NA-CLNT-01 から参加するには
Domain User のアクセス許可を割り当てられている Noam ドメイン内のアカウントを使用して、SEA-NA-CLNT-01 にログオンします。
[スタート] メニューから [プログラム] をポイントし、[アクセサリ] をポイントして、[通信] をポイントし、[ダイヤラ] をクリックします。
[ダイヤラ] ウィンドウで、ツールバーの [参加] ボタンをクリックします。
[会議に参加] ダイアログ ボックスで [Administrator's Conference] をクリックし、[参加] をクリックします。[会議室] ダイアログ ボックスが表示されます。
SEA-NA-CLNT-01 に接続されているカメラによって撮影されているビデオ イメージが右側の [自分] というラベルの付いたエリアに表示されます。
ビデオ会議に VAN-NA-CLNT-01 から参加するには
Domain User のアクセス許可を割り当てられている Noam ドメイン内のアカウントを使用して、VAN-NA-CLNT-01 にログオンします。
[スタート] メニューから [プログラム] をポイントし、[アクセサリ] をポイントして、[通信] をポイントし、[ダイヤラ] をクリックします。
[ダイヤラ] ウィンドウで、ツールバーの [参加] ボタンをクリックします。
[会議に参加] ダイアログ ボックスで [Administrator's Conference] をクリックし、[参加] をクリックします。[会議室] ダイアログ ボックスが表示されます。
VAN-NA-CLNT-01 に接続されているカメラによって撮影されているビデオイメージが [ダイヤラ] ウィンドウ右側の [自分] というラベルの付いたエリアに表示され、同時に SEA-NA-CLNT-01 に接続されているカメラによって撮影されているビデオイメージが [ダイヤラ] ウィンドウの [参加者] というラベルの付いたエリアに表示されます。このとき、SEA-NA-CLNT-01 のコンピュータでは、VAN-NA-CLNT-01 に接続されているカメラによって撮影されているビデオイメージが [ダイヤラ] ウィンドウの [参加者] というラベルの付いたエリアに表示されます。
関連するセットアップ手順
ビデオ会議の構成のテスト
関連資料
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注意
このシナリオにおいて、コンピュータおよびデバイスを構成するために使用した手続きは、サンプルとして紹介したものです。実際のネットワークでは、類似したコンピュータおよびデバイスを構成する場合でも、必要になる手順はそれぞれのケースで異なります。さらに各シナリオでは、目的とする機能を実現するために必要な手順だけを示しています。運用ネットワークにおいて必要になる、その他の手順については取り上げていません。すべてのシナリオは、特に表記しない限り Windows 2000 を使用してテストされています。また、ブラウザとして Microsoft Internet Explorer 5 以上を推奨します。